ニュース

大宮~成田空港 最速67分をアピールする「国内旅行も成田から!」

埼玉新都心で京成電鉄、成田空港、ジェットスター、Spring Japan、バニラエア合同イベント

2016年6月4日 実施

さいたま新都心の「コクーンシティ」で行われたイベントで実施したミニスカイライナーの乗車

 京成電鉄、成田空港、ジェットスター・ジャパン、Spring Japan(春秋航空日本)、バニラエアは、共同で「国内旅行も成田から! ~スカイライナー&LCCで気軽でお得な空の旅~」と題したプロモーションイベントを、JRさいたま新都心駅と直結したショッピングモール「コクーンシティ」内で行ない、大宮~成田空港最速67分をアピールした。

 コクーンシティの吹き抜け部分と通路を使ったイベントでは、切符を模したスタンプラリー券を受け取り、ミニスカイライナーに乗って(小学生まで限定)成田空港まで行くという「体験」ができたほか、ブースを回ってスタンプラリーをしたあとの抽選、ステージイベントなどが行なわれた。

 また、展示と関連のあるマスコットキャラクターたちも登場、ファミリーに人気を集めていた。

イベントが行なわれたショッピングモール「コクーンシティ」は、さいたま新都心駅と直結し、駅前に大きく広がっている
イベントはコクーンシティのコクーン1(3まである複合施設)にある吹き抜けを中心に実施
上から眺めたところ。ステージも用意されている
ステージのオープニングにマスコットキャラクター集合。エンディングにも集まった
成田国際空港のマスコットキャラクター「クウタン」
京成電鉄が発行する京成カードのキャラクター「京成パンダ」
広島空港のマスコットキャラクター「ソラミィ」
愛媛県公式イメージアップキャラクター「みきゃん」

 まずは、受付で切符を模したスタンプラリー券を受け取る。クイズとスタンプを2つこなす必要がある。表面の「大宮→成田空港 最速○○分」のクイズとスタンプは共通。その裏面が成田空港から、ジェットスターで行く高松、松山、Spring Japanで行く佐賀、広島、バニラエアで行く奄美大島の5種類が用意されている。配布はランダム。着時刻がクイズになっているが、これは各ブースに答えがあり、そこでスタンプをもらう。

 通路部分を広く使い、子供たちがミニスカイライナーに乗れるコーナーを設置。大宮から成田空港にアクセスするという体験をするというイメージになっている。途中に表面のクイズのヒントがあり、降車場所の成田空港ブースでスタンプを受ける。

 ここでは大宮からミニスカイライナーが発車しているが、これはあくまでもイメージ。実際には上野(もしくは日暮里)まではJRで行くことになる。大宮やさいたま新都心、浦和の各駅からは、JR上野東京ラインを利用すると上野へのアクセスが速い。

受付で切符を模したスタンプラリー券を受け取る。第一問目のクイズは共通。ちなみに答えは大宮~成田空港最速67分
裏面は成田空港から各都市別に5種類
一緒に配布されたパンフレットと、京成上野駅で使えるオリジナルロゴ入りフリクションボールペンの引換券、外貨両替手数料の割引券
京成電鉄ステッカーも配布
大宮からミニスカイライナーに乗車
ミニスカイライナー発車
途中にクイズのヒントが書かれている。「大宮<>成田空港 最速! 67分」
成田空港に到着。ここでスタンプをもらっておく

 イベント会場には、ジェットスターと香川県および愛媛県、Spring Japanと佐賀県および広島県、バニラエアと奄美大島、成田空港のブースが用意され、LCCと各地方の観光名所の案内、ノベルティの配布などをしていた。ここにスタンプラリー券裏面のクイズの答えがあり、スタンプを受ける。この表と裏両方のクイズに答えスタンプを受けると、空くじなしの三角クジを引くことができた。

 バニラエアとSpring Japanブースでは、現役の女性CA(客室乗務員)が対応していて、華やかさを添えていた。

Spring Japanと佐賀県ブース
Spring Japanと広島県ブース
バニラエアのブース
バニラエアと奄美大島ブース
ジェットスターのブース
香川県のブース
愛媛県のブース
成田国際空港ブース
マスコットキャラクターが出てくると、子供たちは大はしゃぎ
スタンプを集めると三角クジを引き、空くじなし。参加賞はうまい棒
賞品は各社提供の航空券など豪華

 イベント時間中ブース前のステージ上では、常に各社によるなんらかのプログラムが行なわれていた。PRをかねたクイズやジャンケン大会など、参加型で景品を配るパターンが多く、通りすがりの人も足をとめて参加していた。奄美大島から駆けつけた「すもも」というユニットで活躍する指宿桃子さんによる島唄ライブもあり、買い物客の注目を集めていた。

ステージ上では、クイズやジャンケン大会など実施、成田国際空港のプログラムでは○×クイズの正解者に景品を配る
「クウタン」も参加
成田空港へのアクセス時間やLCC用語などのクイズ。出題は成田国際空港株式会社 営業部門 エアライン事業部 エアライン営業グループ 日高莉奈氏
「○×クイズ」の全問正解者には景品を手渡し
京成電鉄は京成パンダと一緒に、制服に着替えての記念撮影会。京成金町駅 柴又駅 松井健三駅長も駆けつけた
ジェットスターは、ジャンケン大会。司会はジェットスター・ジャパン株式会社 事業・戦略本部 コマーシャルアナリスト 大和田寛之氏
香川県は、さぬきうどんや開催中の瀬戸内国際芸術祭2016などをPR。香川県交流推進部観光振興課 総務・誘客推進グループ 主任 白川悟士氏
愛媛県は、場所を知ってもらおうと詳しくPR。愛媛県 企画振興部 地域振興局 交通対策課 空港・航空振興グループ 主事 山先みのり氏と、みきゃんも応援に登場
Spring JapanのCAとのジャンケン大会では、大吟醸酒のほか、熊野筆などの地元工芸品やお土産のお菓子といった豪華賞品
軽快なトークで司会をする広島県 空港振興課 主査 小河淳一氏
バニラエアは成田から奄美大島に気軽に行けることをアピール。バニラ・エア株式会社 営業部 担当部長 森本伸一氏
奄美大島から駆けつけた「すもも」というユニットで活躍する指宿桃子さんが、ミニステージを披露

 LCCを使って低予算で気軽に国内旅行に行ける時代になっている。LCCが発着する成田は羽田よりも遠いというイメージがあるが、イベントでは、スカイライナーを活用すれば移動時間が短縮できることがPRされた。

 また、フライト時間に間に合うように移動する必要のある往路は、道路の渋滞に左右されない列車が気持ち的にも余裕ができる。LCCの旅は、荷物を少なく身軽にし、出発時間は厳守するという点にも京成電鉄のスカイライナーを使った移動がマッチしている。この夏~秋の旅行シーズンには、成田空港経由でLCCの格安国内旅行が楽しめることが訴求されたイベントだった。