ニュース
【関空旅博2016】最も気軽に行ける、時差たった1時間の南の島「グアム」
デルタ航空もエコノミーのワンクラス上、デルタ・コンフォートプラスをプッシュ
2016年6月6日 15:13
- 2016年6月4日~5日 開催
世界の国々や航空会社などが集う「関空旅博2016」が、6月4日と5日の2日間に渡って関西国際空港で開催されている。ステージイベントや展示ブース、セミナーなど多くの催しが行なわれているなかから、ここではグアム観光局による「海外旅行セミナー」の内容を簡単に紹介したい。
ハワイの半分以下の時間、コストで、美食も満喫できる
「常夏で、いつでもベストシーズン」とグアムの地理的なメリットをアピールしたのは、グアム政府観光局の長澤愛氏。「日本から一番近いアメリカ」であり、治安もよく、フリーポート(自由貿易港)、すなわち島内のショップでの買い物すべてが免税になる点も特に女性にとってうれしいポイントだとした。
女性にとっては、先述したとおりグアムがフリーポートであり、ブランド商品が安価に手に入ること、新作商品が一足先に入荷しやすいことなどから、いわばショッピング天国だという。豊富なコスメ製品はもちろんのこと、最近流行しているココナッツウォーターも販売され、アンチエイジングを目指すのにも最適とのこと。
一方、美容に関心の薄い男性には、地元のイシイブルーイングカンパニーが製造しているローカルクラフトビール「ミナゴフ(幸せ)」がお勧めだという。パートナーが買い物に夢中になっている間、海岸を眺めながらビールを1杯、というのもアリだろう。
もちろん、南国であることから、海水浴、ダイビングなど海のアクティビティは誰でも楽しめる。観光情報サービス「TripAdvisor」による「日本人が選ぶ海外ベストビーチ」ランキングでグアムは2位、世界のベストビーチランキングでも24位の成績を収め、海や海岸の美しさは折り紙付きだ。
食についても近年は充実し、長澤氏は「美食の島」であると語る。例えば人気店の1つ「PROA(プロア)」は、1カ月以上前でも予約が取れないほど客が殺到しているとのこと。夕方17時半頃であれば長時間待たずに入れるというアドバイスもあった。ほかにはブラジル風、ギリシャ風の料理に加え、地元チャモロ料理など、バリエーション豊かな魅力あふれるレストランがいくつもあり、長期間の滞在でも食事に飽きることはなさそうだ。
関空から3時間半でグアムへ。デルタは全クラスで「スタバ」をサービス
グアム観光局とともに登壇したデルタ航空の西山氏は、関空からグアムまで毎日直行便を就航し、3時間35分で到着できる利便性の高さを訴えるとともに、使用機材であるボーイング 757-200型におけるビジネスクラス相当の「デルタ・ワン」と、その1つ下のクラスである「デルタ・コンフォートプラス」の内容について詳しく解説した。
デルタ・コンフォートプラスは、エコノミー相当のメインキャビンに比べシートピッチを10.2cm広げ、リクライニング角度を50%アップさせているのが特徴。全クラスでスターバックスのコーヒーを機内サービスとして提供していることも紹介し、グアムを訪れる際に、ゆとりのある空の旅を楽しめることを強調した。