週末駅弁
「とりめし」
宇都宮駅で人気のシンプルなお弁当
2016年10月14日 11:00
駅弁発祥の地とも言われる宇都宮駅。宇都宮は餃子の街でもあるのですが、駅弁売り場は餃子に侵食されることなく、普通のお弁当が並んでいます。改札内にある松廼家のスタンドで目に付いたのが「とりめし」です。
実は宇都宮駅のとりめしには2タイプあり、販売する松廼家のWebサイトでは「とりめし」と「とりめし(上)」が記載されています。今回、いただいたのは「(上)」が付かない700円のシンプルなほうです。
そぼろごはんの上には照り焼きの鳥肉が2切れ乗っており、肉感は十分。鳥肉は栃木県と群馬県の一部を示すという「野洲」エリアで生産される肉「いっこく野州どり」を使ってることが誇らしげにパッケージに記載されています。
肉だけでなく、お豆、わさび漬けなどが入っており、購入した際には濃い味付けの肉味噌あえも入っていました。駅弁は冷めても美味しくいただけるよう、濃い味付けのものも多いですが、そのほかのおかずで味の濃さを調節でき、お酒と一緒にいただいてもバランスよくいただけそうです。
また、うれしいのは箸のほかにスプーンも添付されており、そぼろごはんが食べやすくなっていることです。
駅弁としては安価な700円という価格、駅弁の王道的な味、人気なのもうなづけます。なお、これでは量的に満足できない人は「とりめし(上)」(900円)も用意されています。プラス200円でおかずも増量。どちらがよいかは買うときに、自分の胃袋と相談してみてください。
「とりめし」
価格:700円
販売駅:宇都宮駅
購入場所:松廼家
購入日:2016年10月13日