旅レポ

台湾台東を陸と空から大満喫、ゆったり楽しむ田舎旅を体験(その2)

熱気球体験と原住民族文化で台東の今昔を知る

 台湾台東県庁は11月4日~7日にかけて台東の名産品や観光スポット、アクティビティなどを紹介するプレスツアーを開催。その2となる今回は、台湾国内外で話題の熱気球体験。そして、台東エリアならではの原住民族の食文化や生活圏を知るツアーが体験できる鹿野郷エリアを中心に紹介する。

大空から地元っ子との会話も朝日を浴びながら熱気球で空中散歩

 2011年に台湾初の「バルーンフェスタ」を台東で開催し、同県はスカイレジャーの人気エリアとして台湾国内で知名度がアップ。熱気球が浮かぶ姿を見て、そして体験ができると人気のスポットとなっている。毎年サマーシーズンには多くのイベントが開催され多くの観光客が訪れる。パラグライダーの飛行ポイントや、熱気球体験など大空へ舞うことのできるアクティビティが豊富だ。

 今回訪れたのは鹿野郷の「天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES」。台東県庁が廃校となった「永安小学校永隆分校」の校庭を利用し開設した「台東飛行夢工場」に隣接する、熱気球体験ができる観光スポットだ。「台東飛行学校」は、熱気球の地上作業員の訓練や熱気球パイロットの育成などを行なう基地で、熱気球イベントなども開催され、人材育成も含め重要な拠点となっている。

「台東飛行夢工場」にはバルーンの形をしたイベントスペースなどがある
フライト体験希望者は早朝に台東飛行夢工場内の「天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES」に集合する

 熱気球体験は宿泊ホテルなどのフロントでの申し込み、またはネット、電話などで予約ができる。係留された気球に乗り込み上下するコース、膨らんだバルーンの中に入る体験。そして浮かぶ気球を追いかけるコースなどさまざま。今回は「熱気球空中遊覧自由飛行」(9000NTドル:約2万9700円、1NTドル=約3.3円換算)をチョイス。約30分かけて鹿野地区の自然を満喫するプログラムだ。

 ただし、申し込みをしたからといって必ず乗れるとは限らない。天候や風の強さなどに左右されるため当日朝のフライト数時間前まで開催されるかが分からないのだ。フライトが決定した場合は指定の時間に「台東飛行夢工場」へ。11月から2月の間は6時に集合となる。搭乗の前に燃料タンクと赤い紐には触れないことなどの注意事項や、気球が降りるときにバスケットの中でするポーズなどをレクチャー、そして保険加入のためのサインを行なう。搭乗場所までは車で30分ほど、専用のワゴン車に乗り込んで向かう。なぜ早朝なのかというと大気が安定しており気球が穏やかに飛べる確率が高いため。そして美しい写真が撮れるからとのことだ。

熱気球に乗り込む前に注意事項の説明と保険に加入
ワゴン車に乗り込みスタンバイ場所まで移動

 ワゴン車が搭乗場所に着くと同時に熱気球のスタンバイが始まる。用意されていたものにすぐ乗るのではなく、膨らんでいく過程も見学できるのはうれしい。まずは風向きと強さを知るために風船を放ち確認。問題がないことを目で見てから準備を開始。

 最初は送風機で風を送り、球皮を膨らませていく。ふんわりとした状態で触れることもできるほか、なかなか見ることのできない頭の部分と調節のための排気口の様子もじっくりと観察できる。今回使用する気球は、スマイルマークがキュートな「天際紅」とブルーが美しい「天際藍」で、同時にフライトを行なうことになった。

 空気が満べんなく球皮に入ったところでバーナーを使って暖かい空気を送り、最後の仕上げ。大きな音とともに勢いよく炎が上がり、同時に気球がふわりと起き上がる。大人の男性4~5人がかりで押さえ安定してからバスケットに乗り込む。最大で大人4人まで飛ぶことができる。ここまで20分ほど。ゆっくりと準備を整えていく。

送風機で一気に球皮に風を送り込んでいく
球皮の中にも作業員がおり、確認しながら膨らませていく
少し膨らんだところで球皮にタッチ
排気口が閉じたり開いたりする様子も見学できる
「天際紅」と「天際藍」でフライトを行なうことになった
バーナーから勢いよく炎が出ると、ふわりと気球が浮かび上がった
バスケットに足をかけて乗り込む

 準備が整ったところで、空へ。ふわりと静かに浮かび上がる体験は飛行機とは異なり、空へ吸い込まれるような雰囲気。どんどん上昇し最大で100m近くまで一気に上がる。今まで見たことのない景色と風を肌で感じられ言葉も出ないほどだ。

 慣れてくると余裕が出てくるので、いろいろと飛行員に質問してみるのもよい。「おすすめの景色は?」との質問には「前を見るのも楽しいが、実は後ろを眺めるのもおすすめ」と飛行員の黃氏が答えてくれた。また、「今は米の収穫時期なので地上は黄金色をしているけれど、夏は一面の緑が広がり、それも美しいのでぜひ見てほしい」とアドバイスしてくれた。飛びながら飛行員との会話も楽しみの一つなのだ。

 黃氏はアメリカで飛行技術を学び、現在は台東で飛ばしているとのことで、「うまく飛ばすことができるまでは1年以上の訓練が必要で、毎日天候は変わり同じ日は一度もない、日々勉強だが、とても楽しい」とも話していた。

 話している間に太陽がゆっくりと山々から顔を出し、辺りは神々しさを感じるような雰囲気に。早朝に飛ぶため風や木々がざわめく音のほかは、ほぼ音がしない状態から、鳥や犬が鳴き始め、1日が始まる様子が克明に浮かび上がってくるのも面白い。また、かなり上昇したかと思えば木々すれすれとも思えるほど下降し、地域の人々とのコミュニケーションがとれるのも台東ならでは。学校へ向かう子供から「下から見ているととっても綺麗に見えるよ! 楽しそうだね!」や「おはよう!!」と声をかけられるので、笑顔で応じよう。

太陽が山々と雲の間から顔を出し、熱気球を照らす
はるか向こうの山々と雲を背景に熱気球が浮かぶ
地上にはパイナップル畑や名産の釈迦頭の畑が広がる
地上に近づくと穂の実った水田に熱気球のシルエットが浮かんだ
飛行員の黃氏。話を聞きながらフライトするとより楽しい

 30分のフライトだが体感としては1時間以上飛んでいたかのような充実度。8kmほどゆったりフライトし、着陸。無事に地上に降りることができたことをお祝いするためにノンアルコールのシャンパンで乾杯。「天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES」へ戻り「完飛証明」を受け取りすべてのプログラムが終了。気候の具合で実施が左右されるため、フライトできるタイミングでぜひ乗ることをおすすめしたい。

地上に無事に降りることができたことを全員で乾杯!(ノンアルコール)
「天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES」で「完飛証明」と熱気球のピンバッジを受け取ろう
特製のスタンプを思い出に押し、乗った気球のポストカードなども購入できる
天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES

所在地:台東縣鹿野鄉中華路三段399號
TEL:+886(0)89-552-233
Webサイト:天際空港~SKY RAINBOW AIRLINES

ガジュマルの巨木が生い茂る鸞山部落でブヌン族文化を体験

 多くの台湾原住民族が住む台東では、生活圏や食文化などを体験できる場所も多い。そのなかでも話題になっているのが「鸞山森林博物館」だ。鸞山部落は都蘭山の麓にあり市街地からはクルマで約40分の場所。故郷の原始林を守るために電力などは一切ない山全体が博物館となっているのだ。

 一度森に足を踏み入れると見たことのないような森林本来の姿を感じることができると近年人気エリアとなっている。鸞山はブヌン族の言葉で「Sazasa」と呼ばれ「サトウキビが大きく成長し、動物も活動的に、人々も快適に過ごせる土地」という意味を持つ。台湾唯一のクスノキとガジュマルの楠栄混生林帯でもあり、訪れる人を優しく包み込み、そして時に厳しさも教えてくれる場所だ。「鸞山森林博物館」に行くためには、電話かメールで予約が必須。道路標識がないため博物館にクルマをチャーターしてもらい行くことになる。

 もちろん観光バスでは入れない場所だ。森の奥深くまで入るため、長袖を着用または用意しておこう。また荷物は最小限にして両手が使えるようにしていくのも忘れずに。今回は「半日体験コース」(500NTドル:約1650円)を体験。入山する際に祭壇に捧げる米酒1瓶と檳榔(ビンロウ)1袋も持参しよう。

ブヌン族のロング氏。軽快な口調で自身たちについて語ってくれる。時折ギャグを挟むので解説中は爆笑の連続に
入り口からすでに大きな岩がゴロゴロし太い根も足元にたくさん
少し森に入ったところで「会走路的樹」の巨木を見学。空を覆うほど成長している

 まずは、指定された集合場所へ向かおう。時間になると部族の案内人が登場、今回はロング氏が担当してくれた。まずは彼からブヌン族についてレクチャーを受ける。ブヌン族の男性は自分の家族を守るために常に努力し、自分の信念を貫くことを大事にしていること。そして身体的な特徴として足が太めでしっかりしていることなどの基本情報などを教えてもらえる。

 また、簡単なブヌン語として「ミーフーミーサ」(こんにちは)、「ウーニーナン」(ありがとう)も学ぶ。そして来客は空腹では絶対に帰らせないなどの習慣も。

 ひと通り基礎を頭に叩き込んだところで原生林に出発。入り口からすでに岩肌、足元には大きな木々の根が這っている。慎重に登っていくと、空を覆うほどのシダレガジュマルが目の前に飛び込んでくる。ここでもロング氏が詳細を説明。シダレガジュマルはブヌン族から「会走路的樹(歩ける樹)」と呼ばれているのだそう。これは本体が分からないほどに縦横無尽に枝が伸び、目印を付けても分からなくなるため「会走路的樹(歩ける樹)」からとのこと。森の入り口では民族衣装に身を包んだガイドとも会うことができた。

ロング氏がなぜシダレガジュマルが「歩ける樹」と呼ばれているのかを解説してくれた
入り口で民族衣装に身を包んだ勇ましいブヌン族のガイドに出会えた

 続いては、ブヌン族の伝統家屋の見学と本格的な博物館見学(入山)前に軽食として竹に刺したイノシシ肉を炭火で焼くBBQ体験を開催。肉を受け取ったら忘れずに「ウーニーナン」と言ってくださいね! とロング氏に言われ初のブヌン語でコミュニケーション。手作りの竹串に刺さった肉を受け取り、直火でイノシシ肉をじっくり炙ると肉汁が滴りなんとも美味しそうな香りが漂ってくる。

 よく焼いてから頬張るとジュワァと汁があふれ出す。さっぱりとしていて、柔らかく食べやすい。臭みもなく、何個でも食べたくなる美味しさだ。10~15分ほど焼き上がりに時間がかかるためほかの参加者たちと炭火を囲みながらコミュニケーションが取れるのも楽しい。食後には養生茶と粟酒が振る舞われる。養生茶はスポーツドリンクのような飲み心地。粟酒も甘みがありとても飲みやすかった。

ブヌン族の青年から竹串に刺さったイノシシ肉を受け取る
藁葺き屋根の伝統家屋が並んでおり、タロイモなどが自生していた
順番に火にかけて肉をじっくり焼いていく
合間に養生茶をゴクリ
粟酒も振舞われた
バナナはベジタリアンの参加者用

 お腹を少し満たしたところで「ブヌン族のディズニーランド」と呼ばれる博物館の中へ。入山する前に山の神に挨拶が必要なため、イノシシの頭蓋骨が並べられた祭壇に米酒1瓶と檳榔1袋を捧げる。ロング氏が現地の言葉で挨拶し、参加者は竹で作った3つのコップに酒を注ぎ静かに祈る。

 そしていよいよ山のなかへ。現地の参加者たちは一斉に軍手を装備しやる気満々。かなりの急勾配、そして植物をかき分け獣道を歩いていくかなりハードな博物館見学だ。大きな岩を、ロープを頼りにクライミングをして、人間一人がやっと通れるほどの“一線天”と呼ばれる岩と岩の間をすり抜ける。大木の根を登る“爬樹關卡”など本気のアスレチックと呼べるほどの難関が参加者の目の前に。虫や植物の棘に気を配りながら1時間ほどかけて見学を行ない、ブヌン族の生きる山と生態系を自身の目と体で学んでいく。

山の神に挨拶をしてから入山。イノシシの骨が飾られた祭壇に米酒1瓶と檳榔1袋を捧げる
いよいよ入山。入り口付近からすでに急勾配となっている
最初の難関“一線天”。横になって一人通れるほどの狭さ
狭さのなか、岩肌を必死に登る
木の根っこなどを掴みながら岩と根の間をゆっくりと上ったり降りたりを繰り返して進む
根とロープを掴みながら最大の難関”爬樹關卡”に挑戦。見学が終わる頃には全員が汗だくに

 体力勝負の博物館見学のあとは「ブヌン森林風味料理」でランチタイムに。採れたての野菜を使った大皿料理がテーブルに並べられ、40~50人の参加者が一斉に皿に向かい食べ始める。まずは、米にサツマイモを混ぜたご飯が参加者持参のどんぶりに振る舞われる。

博物館見学のあとは見晴らしのよい場所に建てられた伝統家屋へ移動して、昼ごはんとなる
蒔を使って30~50人ほどの参加者のご飯を一気に作り上げる。台所では女性陣が笑顔で料理中

 遠慮をしているとすぐに空っぽになってしまうほどの勢いのため、積極的にご飯をもらいに前に出ることを忘れずに。男性陣がアツアツの料理が載せられた大皿を運ぶ係となり、次々と料理が机に並べられる。案内役のロング氏の掛け声が終わると、全員がテーブルの皿目がけて箸を伸ばすのだが、ある意味戦いのような状態。

 料理は野菜の炒め物を中心に、サツマイモを蒸かしたものやオクラや唐辛子を使ったメニューまでいろいろ。全体的にさっぱりとした薄味のため、いくらでも食べられる。生姜味のスペシャルスープを味わいながら器も綺麗にし、ラストはデザートタイム。餅つき体験として参加できる特典もあり、かなりの大盛り上がりに。

米にサツマイモを加えたご飯が最初にテーブルに届き。それぞれに配布される。マイドンブリと箸を持参しよう
手作りのしっかりしたテーブルに並べられたメニューの数々
サツマイモを蒸したもの。シンプルながら素材の味がしっかりしていた
採れたての野菜の炒めものや揚げものもあるなどレパートリー豊富
オクラをメインに使ったサラダもあった
ご飯を入れたどんぶりに自分でデコレーションするビュッフェ形式
食事の合間には、イノシシ肉のBBQで使った竹串の製作も見学できる
貴重な肉を使った料理は争奪戦で、すぐに皿は空状態に
生姜スープを最後に飲んで器を綺麗にする
デザートの餅つき体験は、最初にスタッフがデモンストレーション。粘りが出てきたら参加者にバトンタッチ
杵にぐるりとまとめて、縄でお皿に移動させる
砂糖とピーナッツを木ベラで切りながらまぶして食べる

 実際に挑戦したが、凄まじい粘りで杵が上がらないほどの重さ。なお、最初はスタッフが作り方を解説し、約6分間垂直に杵を落としながら粘りが出るまでは作業を行なってくれる。なぜ餅が黄色なのは粟とかぼちゃ入りのためとのことだ。いい状態になったタイミングで杵にまとめて、太いロープでピーナッツと砂糖を混ぜた粉に落とし木ベラで分けて手づかみで味わう。シャリっとした食感でかなり美味しい。

 約3時間かけてブヌン族が保全する自然や、生活様式、そして食文化をたっぷり学ぶことができた。新たな台東の魅力が発見できるため、機会があればぜひ体験を。

鸞山森林博物館

所在地:台東県延平郷鸞山
TEL:+886(0)911-154-806(阿力曼館長)
営業時間:9時~14時

ギュギュとフルーツの美味しさを凝縮、台東発祥の人気アイスキャンディの里へ

エントランスではフルーツをモチーフとしたキュートなマスコットがお出迎え

 台東を巡る旅のブレイクにお勧めなのが、同県生まれで全国区のフルーツキャンデイー「春一枝」。アンテナショップ「春一枝鹿野76」は、フルーツの果肉をたっぷり使ったジューシーなアイスキャンディが自慢。パイナップルはもちろん、洛神花、マンゴー、ブラックベリー、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、レモン、オレンジ、釈迦頭、プラム、レッドグァバの全11種類をオシャレなテラスで味わえる。

 実は、フルーツ大国である台湾では、豊富な恵みとともに、熟れすぎて商品にならないフルーツが大量に廃棄される問題があった。そのため「春一枝」が2008年に設立され、農家の支援を始めたのだ。手作業で丁寧に洗い、そしてカットした旬のフルーツをふんだんに使ったアイスキャンディは台湾でも大人気に。

 価格も1本30~60NTドル(約99~198円)と高級フルーツを使ったフレーバーも含め比較的リーズナブル。「春一枝鹿野76」は無人販売となっているので、きちんとアイスケース横の箱に支払おう。

アイスケースにはずらりとアイスキャンディが並んでいる。フレーバーも11種類と豊富
無人販売なので購入時には隣の箱にお支払いを
基本のパイナップルフレーバーをチョイス。果実感あふれ、まるでフルーツをそのままかじっているよう

 一口食べるとジュワッと果実感が口いっぱいに広がり、まるでフルーツをかじっているかのような感覚に。思わずもう1本! と違うフレーバーも食べたくなるほど、フルーツ本来の味が詰まっている。

 なお、頬張りながらアンテナショップを訪れた人々のコメントが書かれたノートを見たり、自分で書き込んでみたりするのもいい。店内には、アイスキャンディへの愛が綴られたファンからのコメントが飾られ、アットホームな雰囲気だ。記念撮影用にアイスキャンディシェイプのパネルもあり、SNS向けの写真も撮ることができる。

イートインスペースには訪れた人が書き込めるノートがある。見ながら、描きながら食べるのもいい
壁にはメッセージがかけられる。ファンからのコメントは春一枝愛にあふれていた
写真撮影向けにアイスキャンディシェイプのパネルも用意
春一枝鹿野76

所在地:台東縣鹿野鄉永安村高台路76號
Webサイト:春一枝鹿野76

 今回は熱気球体験に、原住民族の文化を肌で感じられるアクティビティ。そして地元の農家と手を組みスイーツで訪れる人も生産者も笑顔になれるアイスキャンディなど、魅力たっぷりの鹿野郷エリアを紹介した。次回は、頬張ればその美味しさに思わず笑顔になるブランド米を生み出し、台湾の食を支える池上郷エリアを中心に紹介する。

相川真由美

フリーライター/鉄鋼業やIT系やエンタメ関連の雑誌やWeb媒体の編集者を経て、フリーの記者として活動中。海外は一人旅がほとんど。趣味は世界のディズニーのパーク&リゾート巡り。最近は年間パスポート片手に日々舞浜通い。うなぎとチョコレートが好物で、旅の基本は“出されたものは全部食べる”。激辛とうがらしから謎の木の実まで挑戦するのがモットー。