【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016
“Zan=いいね!”がいっぱい。約80機関が集結の台湾観光パビリオン
台湾茶芸や“オーベア”登場でほっこり
2016年9月26日 00:00
- 2016年9月22日~25日 開催
台湾観光協会をはじめとする約80の機関とともに展開した台湾観光パビリオンでは、茶芸から手芸、南部・北部とエリア別の紹介をはじめ「台湾“Zan”=いいね!」をコンセプトに、その魅力を来場者にアピール。マスコットキャラクターの“オーベア”の登場や、クイズ大会など各種ステージイベントも充実。通りがかった人の多くが立ち止まる人気のエリアとなっている。
ちょうどパビリオンの入り口では“オーベア”が出迎えてくれるサプライズも。また、人形劇の偶戯春秋の衣装をまとったパフォーマーとの撮影なども楽しめる。
パビリオンでは、特設の実演コーナーを設置。台湾茶芸に、粘土細工、先住民による伝統織物などを楽しめる。粘土細工ブースでは職人が即興で作品を生み出してくれるなどその手際のよさと出来のかわいさにほっこりする。カラフルな粘土を組み合わせて、縁起物や各種動物も展示。お供え物として以前は生ものを用意していたが、最近は粘土細工が多くなり需要が広がっているなどの話も聞けた。
先住民族・タイヤル族による伝統的な織物のデモンストレーションも実施。原始生活が体験できるツアーなども一緒に紹介。
台湾茶芸ブースでは、ウーロン茶の試飲も楽しめた。少ない量でも豊かな香りとリラックス効果は抜群。一口飲んだだけで、ホッと一息つける美味しさ。なお、日本の文化の記憶が残る「桃園観光」ブースでもハッシュタグを付けてFacebookまたはInstagramに投稿するお茶のプレゼントが実施されていた。
台湾グルメも旅の楽しみの一つとして、パビリオン内では数多くのショップが自慢のメニューの試食などを実施。台湾土産の代表格のパイナップルケーキ、ピリッと辛いトウガン、隣接する台東県政府ブースでもウコンなどと一緒にローゼルの砂糖漬けなどが試食できた。また、“台湾の美味しい”を集めた「Ministry at Economic Affairs, R.O.C- Gastronomic Journey in Taiwan」でもバナナやオレンジを使ったイチオシスイーツを展示。なお、南部と北部とエリアごとに多くのホテルも特典などを打ち出し、台湾への旅を検討中の来場者にアピールしていた。