【イベントレポート】関空旅博2015
ライブ、トークショー、FMの公開収録などで旅の魅力を伝えるステージイベント(その2)
クリス・ハートのライブや「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」著者 詩歩さんのトークショーなど
(2015/5/26 12:52)
- 2015年5月23日~24日 実施
ステージイベントのレポートその1(http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20150525_703479.html)でもお伝えした通り、さまざまなイベントで盛り上がる「関空旅博2015」。引き続き初日(5月23日)の模様をお伝えしよう。
FM OSAKAの公開収録にクリス・ハート登場
関空の南広場に溢れんばかりのファンを集めたのは、2年連続でNHK紅白歌合戦にも出場している、美しい日本語で歌うアメリカ出身の黒人シンガー、クリス・ハートだ。 子供の頃、日本でホームステイをしたことがきっかけで日本が大好きになったというクリス・ハート。観光したい場所は、アイスランドやグリーンランドだというが、きっとすぐに日本が恋しくなってしまうだろうと笑った。
かつて故郷のサンフランシスコでは空港での勤務経験もあり、その時は飛行機のメンテナンスや各種サービスのほか、飛行機(プライベートジェット)の誘導の経験もあり、飛行機は大好きだそうだ。また関空の印象を尋ねられ、規模こそサンフランシスコ国際空港と変わらないが関空の雰囲気はとても国際的で(空港内にいると)どこの国にいるか分からないくらいだと語った。そんな旅に関するトークの後にミニライブが行なわれ、4曲を披露した。
なおこの模様はFM OSAKAの「LOVE FLAP」で5月27日に放送予定だ。聞き手は番組パーソナリティの大西ユカリさん。
ティーウェイ航空が贈る「飛べティーウェイ」
韓国のLCCティーウェイ航空は、関空(関西国際空港)~仁川(ソウル)線、関空~大邱(テグ)線の往復航空券を賭けた大紙飛行機大会を実施した。用意されたテーブルでは、子供達が慣れない手つきで紙飛行機を折る姿が見られたが、飛ばす場面ではその賞品の魅力ゆえか、大人がムキになって飛ばし続ける姿があちこちで見られるほど白熱したイベントとなった。
沖縄宮古島市による宮古島PR
沖縄県宮古島市は、ミス宮古島の新垣翔子さんと宮古島市のイメージキャラクター「みーやくん」による宮古島の観光PRを行なった。前半は宮古島のPRを行ない、数多くある手つかずの自然の魅力を伝えるとともに、今年開通した「伊良部大橋」を通行した時に見えるエメラルドグリーンからコバルトブルーへ変化する海の色の素晴らしさ、マラソンやトライアスロンやビーチバレーなどイベントが多いことをアピールした。
そして後半は、前半の説明を聞いていれば分かる問題を用意したクイズ大会が実施された。
詩穂トークショー「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」
フェイスブックで70万いいね! を獲得し、書籍「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」の著者でもある詩穂さんのトークショーが行なわれ、会場を埋め尽くす来場者にその人気ぶりをうかがわせた。
会場のディスプレイに映し出される世界の絶景を詩穂さんが解説。世界中の絶景はもちろん、日本国内の絶景にも触れ、なかでも大曲(秋田県大仙市)の花火大会を絶賛した。
関空は初めて利用したとのことだが、飛行機を降りてから地上に出るまでの時間が短いのが素晴らしいと語った。また若者が旅をする際にネックとなりがちな価格の点でも、LCCが多い関空は旅がしやすい空港ではないかと印象を語った。一番行きたいのは南極。そしてこれからは自身が本で紹介した絶景を1つ1つ尋ねてみたいとのことだ。
セブ・パシフィック航空による「セーフティデモダンス」
セブ・パシフィック航空は、YouTubeなどで人気のセーフティデモダンスを披露。離陸前に客室乗務員が機内で行なう安全ガイダンスを、セブ・パシフィック航空では音楽に合わせて、ダンスで行なうことがあるのだ。
このほか、機内でのエンターテイメント「ファンゲーム」を関空旅博のステージで再現した。またステージ後半ではロングブレスゲーム(発した声を長時間出し続ける競争)を行ない、勝者には関空~マニラの往復航空券が贈られた。
水中・水辺のジャーナリスト高野弘のフォトコンサート
水中・水辺のジャーナリスト高野弘が、さまざまな国で撮った写真を、それをイメージした曲とともに楽しむフォトコンサートが行なわれた。
ニューカレドニアやドイツ、ベルギー、タイの写真とともに流れる曲を観客は楽しんだ。コンサート終盤には長男の高野広海と共演。なお、このコンサートは関空旅博において5年連続で行なわれている。