【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016
ツーリズムEXPOジャパン2016開幕初日、東京・日本橋で日本全国の名産品を販売
「JAPAN“Smile”Bridge」で披露する祭の裏側も間近で見学
2016年9月28日 00:00
- 2016年9月22日~25日 開催
ツーリズムEXPOジャパン2016の初日となる9月22日、「JAPAN NIGHT」の舞台となる東京・日本橋では、日本各地の名産品を販売する「日本橋 賑わい広場」や、彫刻屋台や竿燈を組み上げていく「伝統芸能広場」が開催された。
「日本橋 賑わい広場」は、日本全国のアンテナショップや日本橋店舗が、ご当地の名産品を販売するブースを設置。江戸桜通りで開催され、中央通りの室町2丁目交差点を挟んでAエリア、Bエリアと2つのエリアで展開する。9月22日は祝日だったが、開始直後はあいにく小雨でそれほど人通りも多くなく、ブースの出展者からは心配する声も聞こえた。しかし、雨がやんでくると次第に人が増えてにぎわいを見せていった。
「日本橋 賑わい広場」Bエリア
伝統芸能広場
東京日本橋タワーの一角では「伝統芸能広場」と称して、夜に開催されるパレード「JAPAN“Smile”Bridge」で披露される鹿沼彫刻屋台や秋田竿燈を組み上げていく様子が披露された。同時に「江戸火消し」の纏振り(まといふり)や梯乗り(はしごのり)のパフォーマンスも予定されていたが、雨天のため中止となった。
鹿沼秋まつり「鹿沼彫刻屋台」
ユネスコ無形文化遺産登録申請中の「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」。毎年10月の第2土・日曜日に開催される。主役は「動く陽明門」と呼ばれる彫刻屋台で、鹿沼市にある27台の彫刻屋台のうち、14台が江戸時代に作られたもの。
夜のパレードに参加するのは、下田町彫刻屋台。1862年に制作された白木造彫刻屋台で、最も背が高く最も土台が低いため、彫刻面が多い屋台。雨の中の組み立て作業となった。