【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016

ナビタイム、効率的な旅程が半自動で作成できる「NAVITIMEトラベル」をデモ

2016年9月22日~25日 開催

ナビタイムのブース

 9月22日に開幕した「ツーリズムEXPOジャパン2016」に、ナビゲーションサービスを提供するナビタイムがブース出展し、10月5日から開始する新しい旅行支援サービス「NAVITIMEトラベル」をデモしている。

 NAVITIMEトラベルは、同社のカーナビゲーションシステムや、徒歩と公共交通機関による移動を含むトータルナビのデータベースなどをもとに、最適な旅程の組み合わせを提示するとともに、ホテルと航空券の予約も行なえるWebベースの旅行支援サービス。

「NAVITIMEトラベル」のWebサイトトップページ

 具体的には、旅行中に観光したいスポットを検索し、一覧される観光スポットの候補を選んでタイムスケジュール上にドラッグ&ドロップすることで、その周辺にある行きやすい観光スポットが提示される。さらにそのなかから行きたいスポットをタイムスケジュールに追加すれば、最適な移動方法や必要な移動時間、空き時間などが反映され、タイムスケジュール上で滞在時間や移動時間に応じて前後の予定が自動調整される。

 同じ画面内で地図上に経路が表示され、タイムスケジュール上で予定を追加・削除しながら、効率的に観光する順路を決めることができる。宿泊と航空券のパッケージ商品も合わせて予約でき、いつ、どこから飛行機に乗って、どこを観光し、どのホテルに泊まるか、といった旅程全体を容易に把握・管理可能だ。

行きたいスポットを検索してタイムスケジュールに追加すると、クルマもしくは徒歩や公共交通機関による移動経路を地図上に表示し、移動時間を考慮してスケジュールが自動調整される

 基本的には航空機での移動をともなう国内宿泊旅行を目的としたサービスだが、宿泊と航空券の予約が不要な場合、観光スポットの検索と旅程作成のみを利用することも可能。作成した旅程の閲覧が可能なスマートフォン版Webサイトも用意される。当初はPC版サイトのみ旅程の編集が可能だが、2016年中にはスマートフォン版サイトでも編集できるようになる予定としている。