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JALの成田空港国際線サクララウンジが、本日リニューアルオープン
4月1日からは「JAL 特製ビーフカレー」を営業中は終日提供
(2016/3/30 14:38)
- 2016年3月30日 リニューアルオープン
3月30日、JAL(日本航空)の成田空港国際線サクララウンジがリニューアルオープンした。JALは自社便のビジネスクラス利用者などに向け、成田空港 第2ターミナルの本館3階・2階、本館4階、サテライトにラウンジを用意。今回リニューアルしたのは本館3階・2階にあるサクララウンジで、このサクララウンジがオープン前に報道公開された。
JALの成田空港国際線サクララウンジの各営業時間は以下のとおり。
成田空港サクララウンジ
本館3階・2階:7時30分~22時00分
本館4階:7時30分~12時30分(毎日)、15時30分~19時30分(4月1日以降、日・月曜日のみ)
サテライト:7時30分~19時30分
本館3階・2階のサクララウンジは出国審査を出てすぐの場所にあり、営業時間も最も長く、3つのサクララウンジの中で最大規模を誇る。
受付と同じフロアとなる本館3階は「ザ・ダイニング」と名付けられており、食事を楽しめるスペースとなっている。このザ・ダイニングにおいては、メインの休憩エリア中央にあったサラダバーをビュッフェコーナーに移動。テーブル列とテーブル列の間隔を広げ、ゆったりとしたくつろぎの空間を演出した。大型のキャスター付きバッグを利用している際も移動しやすく、中央にサラダバーのある華やかさよりも、利便性を重視したレイアウトになった。
また、窓際のバーエリアにもテーブル列を設置。JALのメイン発着スポットである61番が目の前に見える場所なので、鶴丸マークの航空機を見ながら、お酒などを楽しむことができる。
ビュッフェコーナー、バーカウンターのテーブルには、3PタイプのACコンセントを完備。これは利用客からの要望に応えたもの。また、このエリアに新たに導入された椅子は、ゆったりとしたソファタイプではなく、適度な座り心地のもので、椅子に座って作業する際に適したもの。いずれもビジネス利用客のニーズに沿ったもので、個人的にも快適な座り心地だった。
本館3階のザ・ダイニングから階段、もしくはエスカレータを下りた本館2階にあるのがラウンジエリア。このラウンジエリアに大きなレイアウト変更はないものの、カーペットの貼り替え、椅子の入れ替えなどが行なわれている。このラウンジエリアば大きく2つのゾーンに分かれており、それぞれのゾーンでカーペットの色を変更。これは利用客の忘れ物対応を意識したもので、カーペットの色を思い出してもらうことでどちらのゾーンを利用したのかが分かるという。
オープン前のため、サクララウンジの各所を見せていただいて初めて知ったのが、PCを備えたビジネスコーナーや、子供連れのためのキッズルーム、授乳室、仮眠室などがあること。このビジネスコーナーにおいては椅子の入れ替え、キッズコーナーにおいてはカーペットの貼り替えと、各所にリニューアルの手が入っていた。
喫煙室の椅子も変更されており、こちらはメインエリアで使われていた新しめの椅子を移設したものとのこと。喫煙室内は当然ながら椅子の汚れが早いため、若干の工夫をしているようだ。
このリニューアルからは若干時期がずれるものの、4月1日からは「JAL 特製ビーフカレー」の提供が営業時間内は終日行なわれる。本館3階・2階サクララウンジの横にあるファーストクラスラウンジではすでに行なわれていた施策だが、朝10時からの提供が朝7時半からと2時間半早まっただけだが、8時台、9時台出発の航空機に乗る人も“朝カレー”を楽しめるようになった。