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東北中央自動車道 福島JCT~福島大笹生ICが秋の行楽シーズン前に開通

県道5号“フルーツライン”へ接続

2016年2月17日 発表

2016年秋の行楽シーズン前に開通する区間

 国土交通省、福島県、NEXCO東日本(東日本高速道路)は2月17日、東北中央自動車道 福島JCT(ジャンクション)~福島大笹生IC(ふくしまおおざそう・インターチェンジ)間の延長1.4kmが、2016年秋の行楽シーズン前に開通する見込みであることを発表した。東北自動車道の重複区間以外での、東北中央道の福島県区間開通は初めて。

 福島JCTは東北道に新設されるJCT。福島JCT~福島大笹生IC間は新直轄方式で整備されるので無料区間となるが、福島JCTに設けられる料金所は一般道路への入出場ができないため、福島大笹生ICへのアクセスは東北道の有料区間を経由する必要がある。

 福島大笹生ICは、“大笹生IC”の仮称で整備を進めてきたICで、県道5号上名倉飯坂伊達線、通称フルーツラインに接続。観光果樹園へのくだもの狩りや、近隣の十六沼公園やふくしまスカイパークといった観光地・スポーツ施設へのアクセス利便性が向上する。

開通区間は無料となるが、東北道の有料区間を経由してアクセスすることになる
フルーツラインでのくだもの狩りや、十六沼公園へのアクセス利便性が高まる

(編集部:多和田新也)