4月25日にオープンするリゾートショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」 イオン、イオンモール、イオン琉球は、沖縄県北中城村に同県最大規模となるショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」を4月25日9時にオープンする。4月21日に行なわれたオープニング式典などの模様は別記事に掲載しており、ここでは同日実施された、館内見学会の模様をお届けする。
リゾートショッピングモールをうたうイオンモール沖縄ライカムのモールコンセプトは「Okinawa Resort Mall」。「沖縄独特の文化や豊かな自然を感じることができ、沖縄に住む人、国内外から訪れる観光客が同じ空間で同じ『トキ』を過ごせるアジアを代表する癒しと楽しみに溢れたリゾートモール」だという。
館内は5層のフロア構成で、4つのコンテンツを展開。九州/沖縄地区初出店46店舗、沖縄初出店70店舗を含む約220の専門店を展開する「グルメ&ショッピング」、沖縄の自然や文化・伝統芸能、現代音楽、アメリカンミュージックなど沖縄を感じる空間やイベントを演出する「エンターテイメント&カルチャー」、沖縄のリゾート気分を満喫できる空間を演出する「スペース」、国内外の観光客に旅のお手伝いサービスを提供する「サービス」がある。
これらを順次紹介できればよいが、事前見学会の際にはオープンしていない店舗やコンテンツもあり、21日の時点で取材可能なエリアのみ見学できた。それらを主に写真で紹介していく。
イオンモール沖縄ライカムの正面入口にはシーサーが守り神として鎮座する 空間を活かした作りの店内
吹き抜け空間の1階に設置された「ライカムアクアリウム」の除幕式終了後、店内の見学会が行なわれた。見学会は2階からスタート。ショッピングモールを歩いて思うのは、広々とした空間を活かした設計がなされていること。東京都内のショッピングモールだと、吹き抜け空間はあるもののその割合は低く、通路は通路して存在している。
イオンモール沖縄ライカムの館内図。5層のフロア構成に約220の専門店を展開 イオンモール沖縄ライカムには、1階からの吹き抜け空間と2階からの吹き抜け空間が設けられ、2階には広々としたエリアにさまざまな種類の休憩用ソファーなどが用意されている。
3階、4階は中央に吹き抜け空間があり、5階は各種レストランとイベントステージ、そして沖縄の海が見られる展望エリアとなっていた。
2階
2階中央部。広々とした吹き抜け空間が2階から4階まで取られている 沖縄限定のスイーツも用意されるコールド・ストーン・クリーマリー。九州・沖縄地区初出店 イオンモール沖縄ライカムの一角を構成するスーパー「AEON STYLE(イオン スタイル)」 リカーエリアには、県内の泡盛メーカー全48酒造の製品が揃うという 沖縄といえばオリオンビール。これはイオンモール沖縄ライカムオープン記念パッケージ 3階
AEON STYLE内から3階へ。AEON STYLEにはドリンクコーナーもあり、挽き立てコーヒーを安価に味わえる AEON STYLEの3階にある沖縄ブランドコーナー 沖縄ブランドコーナーにあった琉球ガラスを使った製品 3階と4階は、2本の通路の中央に吹き抜け空間がある 3階にあるコジマ×ビックカメラ。電気製品をしっかり扱う店があるのは、デジカメやスマホが旅の必須となった旅人にはうれしいところ 免税品が充実しており、国内からの観光客以上に海外からの観光客をターゲットにしているのが分かる 中国からの観光客に人気の炊飯器も、しっかりと揃えている 3階から中央の吹き抜け部分を見る。中央1階に見えるのがライカムアクアリウム 4階
4階のAEON STYLEは子供向けを意識したコーナー タブレット端末を使った宅配システムが用意されていた 人の姿を認識すると忍者に変身した姿を表示するデジタルサイネージ 4階、AEON STYLE側からの眺め。奥が3階から続くレストランフロア「Rycom Gourmet World」になる 4階にある映画館「CINEMA RYCOM」。沖縄初の4Kプロジェクターを装備するスクリーンなど9スクリーンを用意。スクリーン数、設備とも本格的なシネマコンプレックス CINEMA RYCOM側から見たレストランフロア「Rycom Gourmet World」 Rycom Gourmet Worldは、3階、4階、5階に展開。さまざまなスタイルの食事が用意されたレストラン&フードコートエリアになる 焼きたてのパンが楽しめる「ベーカリーレストラン バケット」。沖縄初出店 5階
Rycom Gourmet Worldは3階、4階、5階で構成され、階段とエスカレータで結ばれる。写真は4階から撮影したもの この写真は3階の広場から5階方面を見上げる形で撮影。3階の広場は「Rycom Stage“Air”」と名付けられ、さまざまなイベントを行なう。左は階段として、右は客席として機能する 5階のオープンスペース。このまわりにレストランが広がる 階段をさらに上って、屋上のオープンスペースから。奥には沖縄の海が遠望できる。右の建物が5階のレストランエリア、左に見えるのがイベントステージ 5階イベントステージ付近からの眺め。奥には海、手前には沖縄自動車道が見える。西の方角を望むため、サンセットが楽しめるかもしれない 1階
5階から1階へと下り、そのほかの施設を見て回った。メインエントランスから右側を見たところ。イオンモール沖縄ライカムの立地する北中城村の特産品を販売するコーナーが用意されている その近くにあるツーリストインフォメーションコーナー ツーリストインフォメーションコーナーでは、インバウンドの外国人観光客に対応できるような準備がなされている ツーリストインフォメーションコーナーの向かいにあるレンタカーコーナー イオンモール沖縄ライカムのメインエントランスを正面に見て左へ進むと、レストランなどが立ち並ぶ「Rycom Village」がある オリオンビール関連のレストラン4施設が入る「オリオンビアテラス」(Village A)。Rycom Villageの施設 オリオンビアテラスを過ぎると、未来屋書店の入る棟(Village C)が見えてくる 未来屋書店の入る棟の向かいにある棟(Village A)には、無店添くら寿司が出店。沖縄初出店 ファッション雑貨「アメツチテラス」の入る棟(Village D) パンケーキカフェ「ラナイテラス」などが入る棟(Village E)。Rycom Villageは5棟で構成されている Rycom Villageには18体のシーサーがいる