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ラタム航空グループ、東京で新機体デザインやブランドを発表
(2016/5/12 00:00)
- 2016年5月11日 開催
ラタム航空グループは5月11日、都内で発表会を行ない、新デザインの機体とユニフォームなどを公開した。
新しい機体のデザインは、これまでLAN航空とTAM航空の統合の一環としてブランド統一を掲げているが、それに沿ったもの。新デザインのボーイング 767型機の初就航は5月1日で、リオデジャネイロを出発、ジュネーブでオリンピックの聖火を引き継いで5月3日にブラジリアに戻り、ブラジルの都市を巡る聖火リレーを開始した。
さらに、5月5日には新しいラタムのデザインの旅客機が3機就航、ボーイング 767型機が1機とエアバス A319型機が2機となる。そのあと2016年末には50機以上、2018年に323機すべての機体がラタムの新デザインとなる予定。6~12日かかる塗り替え期間中は運航できないめ、機体の定期メンテナンスのスケジュールに合わせて実施していくという。
ユニフォームについても、ラタムのブランドカラーであるインディゴブルーとコーラルレッドを用い、ブラジル人デザイナーのペドロ・ロレンコ氏がデザインを担当、キャビンクルー、セールススタッフ、グラウンドスタッフなど2万3000名以上が着用する。
ラタム航空グループ日本地区副支社長の山田剛氏はユニフォームのデザインについて「南米の多様性と美しさを表現し、サービスや役職ごとに少しずつデザインの違うバリエーションを用意している」とし、今後1年半ですべてのスタッフの新しいユニフォームに新するとした。
ラタムのロゴマークについて山田氏は、「南米大陸を象徴しており、インディゴブルーは効率性とエレガントさを、コーラルピンクは南米のユニークな暖かみとおもてなしの心を表している」とし、ブランドのコンセプトを「elegant outside and warm inside、外側はエレガント、内側は暖かい」とした。
5月に就任したばかりの日本地区支社長兼アジア地区営業統括本部長のハビエル・アリアス氏は「我々、ラタム航空は、日本と南米の距離を縮め、マチュピチュ、ウユニ、イグアス以外にも、もっとたくさんある南米の魅力をお伝えしたい。ラタム航空はみなさまの南米への旅の一部として、多様性に富んだ南米の文化を体験し、何度も訪れたいと思っていただけるよう最高のサービスを提供する」と述べた。