京都縦貫道、7月18日に京丹波わちIC～丹波IC間を開通し久御山IC～宮津天橋立IC間が全線開通

　国土交通省 近畿地方整備局 福知山河川国道事務所と京都道路公社は、京都縦貫自動車道 丹波綾部道路の京丹波わちIC（インターチェンジ）～丹波ICを7月18日14時に開通することを発表した。これにより、全長約100kmの京都縦貫自動車道が全線開通する。

　今回開通するのは、丹波綾部道路の南側を構成する延長18.9kmの京丹波わちIC～丹波IC間。同区間には京丹波みずほIC、京丹波PA（パーキングエリア）も設置される。

　京都縦貫道路は京都の南北を繋ぐ交通ネットワークとして、綾部宮津道路、丹波綾部道路、京都丹波道路、京都第二外環状道路で構成されており、最後の未開通区間となっていた京丹波わちIC～丹波IC間の開通で、全長約100kmが全線開通することになる。

　これにより、京都南部から北中部への所要時間が短縮するとともに、名神高速道路、北陸自動車道、舞鶴若狭自動車道と組み合わせた琵琶湖周辺の周遊観光ルートが形成される。また、京丹波わちICにほど近い綾部工業団地や京都舞鶴港へのアクセスが改善されることによる地域産業活性化や、国道27号の蒲生交差点の混雑緩和などの効果を見込んでいる。

京都縦貫自動車道の概要

京都縦貫自動車の全線開通で琵琶湖を周遊する観光ルートが形成される