ニュース

エース、Bluetooth追跡機能・モバイルバッテリ搭載のIoTスーツケース「マックスパス スマート」9月1日先行発売

8月7日予約受付開始、一般販売は9月15日から

2017年8月7日 発表

2017年9月15日 発売

エースはプロテカブランドにBluetooth追跡機能・モバイルバッテリ搭載のIoTスーツケース「マックスパス スマート」を追加した

 エースは8月7日、同社スーツケースの最上位ブランド「プロテカ」のラインアップに、IoTを導入した“日本初の国産スマートラゲージ”をうたう機内持ち込み対応サイズの「マックスパス スマート」を追加した。ソフトバンクの「Dot.」で8月7日から数量限定予約を受け付けており、9月1日にプロテカ日比谷、エースオンラインストアで先行販売を開始する。一般販売は9月15日から。

 マックスパス スマートは、佐藤オオキらによるデザイン事務所「nendo」と、ソフトバンクがIoT製品などの開発を支援するプラットフォーム「+Style」が共同で開発に参加し、既存の「マックスパス」をベースにIoT化したもの。Bluetoothによるスマートフォンとスーツケースの相互追跡機能「TrackR」と、取り外し可能なモバイルバッテリを搭載している。

 TrackRはBluetooth v4.0 LEでスマートフォンと接続するコイン大の紛失防止タグで、Android/iOSアプリと連動してスマートフォンとTrackRの距離を表示したり、居場所を知らせるために最大85dBの呼び出し音を鳴らしたり、逆にTrackRからスマートフォンを鳴らして位置を知らせたりすることができる。TrackRの位置情報は、自身とほかのTrackRユーザーによって検出されるたびにクラウドへ送信されており、万一手元を離れても、TrackRアプリを使っているユーザーが近くを通りかかるたびに位置情報が更新され、紛失を防ぐ仕組み。

 マックスパス スマートはノートPCなどを素早く取り出すためのフロントオープンポケットを用意しており、TrackRはその上部の専用ポケットに収納される。なお、TrackRは交換可能なコイン形リチウム電池(CR1620)で動作する。バッテリ寿命は約1年。

マックスパス スマートのフロントオープンポケットにTrackRの専用ポケットがある
TrackRアプリでリンクさせたスマートフォンと離れると、アラートが鳴る

 モバイルバッテリは5000mAh(18.5Wh)で、スマートフォンを約2回充電できる、としている。同じくフロントオープンポケットに収納されており、本体上部には100cmまで伸びるコードリールを内蔵。ハンドル(キャリーバー)にスマートフォンを立てかけながら充電できる。コネクタ形状はmicroUSB。

スマートフォンをハンドルに立てかけて、本体上部から引き出したケーブルを接続する
コードリールのフタは防水仕様
コードリールの長さは100cm

 そのほかの特徴は既存のマックスパスに準拠しており、機内持ち込み対応、容量39L、航空会社による破損にも対応する3年間の無償修理保証「プロテカ プレミアムケア」が付属する。

機内持ち込みサイズで容量39Lを実現した「マックスパス」がベースになっている
ノートPCなどをさっと取り出せるフロントオープンポケット
ほかのプロテカシリーズでも採用している「サイレントキャスター」
本体上部
3年間の無償修理保証「プロテカ プレミアムケア」
シルバー、ブラック、ウォームグレーの3色展開
マックスパス スマート

サイズ:39×25×51cm(幅×奥行き×高さ)
重量:3.5kg
容量:39L
バッテリ容量:5000mAh(18.5Wh)
出力:DC5V/2.1A
カラー:シルバー、ブラック、ウォームグレー
価格:6万6000円(税別)

マックスパス スマート