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ジェットスター・ジャパン、国内就航5周年記念セレモニー開催

5年前と同じ成田~新千歳線、GK111便を見送る

2017年7月3日 開催

ジェットスター・ジャパンが5年前と同じGK111便で就航5周年セレモニーを開催した

 ジェットスター・ジャパンは7月3日、国内線就航5周年を記念したセレモニーを成田国際空港第3ターミナルで実施した。

 同社は5年前の2012年7月3日に成田~新千歳(札幌)線、成田~福岡線を就航しており、この日、前者と同じ成田~新千歳線(GK111便)の出発に合わせて、同社スタッフが花道を作って搭乗客を出迎えた。

ジェットスター・ジャパン株式会社 代表取締役会長 片岡優氏

 ジェットスター・ジャパン 代表取締役会長の片岡優氏は、出発ゲート前の囲み取材で、就航当時について「5年前は『LCC』という言葉も定着していませんでしたが、政府の支援などもあって、お客さまにとってLCCがとても身近な存在になったと思います。安全が第一ですが、我々は『常に安い』『誰もが気軽に旅に出掛けられる』ということを大切に考えています」と振り返った。

 5年前に比べて変わった点について問われると「5年前はいろいろトラブルもありましたが、現在は安心して利用していただけるエアラインに成長したと考えています。

 5年間で約2000万人以上の方にご搭乗いただきました。定時運航率も以前より改善しておりますし、年間とおして安定した搭乗率を実現できています。今後は、飛行機のスケジュールであったり、ご購入方法であったりといった利便性を磨いていければと思います」とこれからの抱負を述べた。

 5年間で進化した部分については「当初の搭乗率は70%半ばだったのが、現在は80%半ばまで伸びています。5年前は3機の機材で成田~新千歳、成田~福岡の2路線から始まりましたが、今は国内だけで16路線、国際線まで含めると25路線が就航しています。路線・便数が増えたなかで搭乗率も増えておりますので、進歩といえると思います」と自信をのぞかせた。

 GK111便の搭乗が始まると、集まった同社スタッフが花道を作り、利用者を拍手で出迎えて記念品を手渡した。その後エプロンで「Thank You!」と書かれたパネルを掲げ、GK111便を見送った。

この日のGK111便、最初の搭乗客は親子3人連れ。公式キャラクタージェッ太と触れ合っていた
続々とタラップを上る
ブロックアウト
ターミナルに向けて手を振る職員たち
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