ニュース

JAL、高知~羽田線就航20周年で乗客に記念品を配布

高知龍馬空港で就航当時のJALとJASの制服を着用したスタッフがお見送り

2017年7月1日 実施

JALは高知~羽田線就航20周年の記念行事を高知空港で実施した

 JAL(日本航空)は7月1日に高知~羽田線の就航20周年を迎え、記念行事を高知空港2階の搭乗口付近において実施。路線の歴史を振り返る資料やモデルプレーンなどを展示し、就航当時のJALとJAS(日本エアシステム)のCA(客室乗務員)やグランドスタッフの制服を着用したJALスタッフが登場して記念撮影に応じたり、乗客へ記念品を手渡ししたりしていた。

 本路線は高知~徳島~羽田という形で1964年8月1日に就航しているが、1997年7月1日にボーイング 767型機で高知~羽田を直接結んでおり、今回はそれを記念したものとなる。現在はボーイング 737-800型機が運航しており、2016年度の実績では39万8374人がこの路線を利用したという。

JALの高知~羽田線

JL490便:高知(07時10分)発~羽田(08時25分)着
JL492便:高知(09時55分)発~羽田(11時15分)着
JL494便:高知(11時40分)発~羽田(13時00分)着
JL496便:高知(16時05分)発~羽田(17時25分)着
JL498便:高知(19時05分)発~羽田(20時25分)着

JL491便:羽田(07時25分)発~高知(08時45分)着
JL493便:羽田(09時30分)発~高知(10時50分)着
JL495便:羽田(14時00分)発~高知(15時20分)着
JL497便:羽田(16時55分)発~高知(18時15分)着
JL499便:羽田(18時55分)発~高知(20時15分)着

高知空港スタッフから花束を受け取ったJAL 高知支店 支店長 磯村康志氏
就航当時のJALとJASのCA(客室乗務員)やグランドスタッフの制服を着用したJALスタッフが登場。左からJALのグランドスタッフ、CA、JASのCA、グランドスタッフ
記念撮影をしていたある乗客は、「30年前の新婚旅行がJASでしたので、とても懐かしい制服です」と話していた
JAL 高知支店 支店長 磯村康志氏

 JL494便の出発前に実施された記念行事で登壇したJAL 高知支店 支店長の磯村康志氏は、「20年前の7月1日に、日本エアシステムと日本航空の2社が同日に、ここ高知空港からと東京に最初に飛び立ちました。20年間、この路線を飛び続けてこられたのも、ご利用をいただいた皆さんのご理解とご支援があったからこそと感謝しております。本当にありがとうございました。

 日本航空では、もちろん安全を一番に考えまして、その後さまざまなサービスの改善と新しいサービスの導入に日々取り組んでおります。例えば今日の東京行きの飛行機でもそうですが、東京行きの全便で機内Wi-Fi接続ができます。これを日本航空ではWi-Fi接続をずっと無料で提供していくと発表させていただきました。

 そのようなことも含めて、1人でも多くのお客さまにご満足いただけるようなサービスを、システムもそうですが運航のスタッフや、そのほかのスタッフも含めて一同で、一生懸命サービス向上に向けて頑張っていきたいと思います。今までの20年、これからの20年もご愛顧いただけるよう頑張ってまいります」と20年間の感謝の思いと、サービス向上への決意を込めて挨拶した。

 JL494便の搭乗時刻となり、磯村康志支店長や歴代の制服を着用したJALスタッフらは搭乗する乗客に記念品を手渡していた。記念品はメッセージカード、アメ、航路図で折った紙飛行機。航路図で折った紙飛行機は航空マニアに評判とのこと。

 当日は朝から雨が降っていたが、お見送りのためにJALスタッフらがランプへ降りるころにはやんでおり、「ご搭乗ありがとうございます」の横断幕を持って笑顔で乗客たちに手を振っていた

磯村康志支店長や歴代の制服を着用したJALスタッフらが、乗客に記念品を手渡していた。記念品はメッセージカード、アメ、航路図で折った紙飛行機
「ご搭乗ありがとうございます」の横断幕を持ってお見送りをするJALスタッフ
羽田に向かうJL494便
JALスタッフに見送られるJL494便
離陸するJL494便