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ANA、2017年8月発券分以降の国際線「燃油サーチャージ」を値下げ

日本~北米/欧州などが7000円から3500円に、日本~韓国が300円から200円に

2017年6月9日 発表

ANAとAJXの2017年8月1日以降適用される燃油サーチャージ

 ANAグループは6月9日、ANA(全日本空輸)とAJX(エアージャパン)の2017年8月1日以降の航空券発券分に適用となる国際線旅客の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を改定した。

 6月~7月発券分と比較して日本~韓国が300円から200円に、日本~ハワイなどが4000円から2000円に、日本~北米/欧州などが7000円から3500円になる。

 ANAグループの燃油特別付加運賃額の見直しは2カ月ごとに行なわれており、2017年4月~5月のシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均値から判断された。平均値は円貨換算で1バレルあたり6947円となり、改訂基準テーブルの「6000円以上7000円未満」の金額が適用された。

燃油サーチャージ(1区間/片道)

ハワイを除く北米/欧州/中東/オセアニア/メキシコシティ:3500円
ハワイ/インド/インドネシア:2000円
タイ/シンガポール/マレーシア/ミャンマー/カンボジア:1500円
ベトナム/フィリピン/グアム/サイパン:1000円
中国/香港/台湾/マカオ:500円
韓国:200円

改訂基準テーブル