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ルフトハンザ、短・中距離路線で機内インターネット接続サービスを順次導入へ

2017年第1四半期を予定

2017年1月23日 発表

ルフトハンザ ドイツ航空は、グループ会社のオーストリア航空やユーロウィングスなども含めた短・中距離路線で機内インターネット接続サービスを順次導入する

 ルフトハンザ ドイツ航空は1月23日、長距離路線で提供している機内インターネット接続サービス「ルフトハンザFlyNet」を、グループ会社のオーストリア航空やユーロウィングスなども含めた短・中距離路線でも順次導入していくことを発表した。

 ルフトハンザ ドイツ航空は2016年6月に同社が所有するエアバス A320型機ファミリーの機材について、インターネット接続に必要なKaバンドアンテナの設置準備などが完了しており、今後はルフトハンザ ドイツ航空とオーストリア航空において、それぞれ5機ずつを使い、試験運用を行なっていく。この試験運用機材の搭乗客は、「ルフトハンザFlyNet」を無料で利用できる。

 商用サービスの開始時期は2017年第1四半期を予定しており、ルフトハンザ ドイツ航空は2018年半ばまでに、オーストラリア航空は2017年4月末までに導入を完了。ユーロウィングスは2017年3月末までに導入を開始、同年夏までに完了する予定だ。

「ルフトハンザFlyNet」には3種類のサービスパッケージがあり、「FlyNetメッセージ」(1フライトあたり3ユーロ=約370円、1ユーロ=123円換算)はメールや各種メッセージサービスのみの利用、「FlyNetサーフ」(7ユーロ=約870円)はインターネットの閲覧、「Flyストリーム」(12ユーロ=約1480円)は動画の視聴も含めたインターネットの利用が可能となる。料金の支払いにはクレジットカードやPayPalなどを使用する。