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「きのこの山」「たけのこの里」の明治と東京都が自然公園に関する協定締結

2017年に標高2017mの雲取山でのイベント実施などを検討

2017年4月4日 発表

東京都と明治は、自然公園事業に関する協定を締結

 東京都と明治は4月4日、自然公園のPRやイベントを行なうことで、東京の自然公園を盛り上げていくという主旨のもと自然公園事業に関する協定を締結。同日、都内で締結式を行なった。

東京都知事 小池百合子氏

 締結式で挨拶をした東京都知事の小池百合子氏は、東京都が新宿のビル群だけではなく、雲取山から小笠原まで約8万ヘクタールにわたって山、里があり、実は自然豊かだということを述べたうえで、「今回の自然公園事業の拡充に向け、協定を結ぶことにより明治には自然公園における各種のイベント開催の支援、ビジターセンターの展示の充実にも協力いただきとても心強い。そして、きのこの山、たけのこの里は長年楽しませていただいておりますが、山、里ということでイメージ戦略にも長け、いろんな経験を持っているということで、一緒に取り組みができることをうれしく思っている」と述べた。

 さらに「連携事業が多くの都民の皆さんに喜んでいただければと思う、何よりも、自然公園が、楽しまれて、愛されて、美味しくいただくという一石三丁でいきたいと思う」とコメントした。

株式会社明治 代表取締役副社長 斎藤昇一氏

 次に、明治 代表取締役副社長 斎藤昇一氏は「きのこの山、たけのこの里が発売してから40年、たくさんの方にご支持をいただいている。また明治としてもCSR活動の一環として、きのこたけのこ里山学校という活動を行なっており、都民の皆さんからもたくさんの支持をいただいていることもあり、このブランドを使って少しでも自然公園の活性化につなげたいと思う。例えば、8月11日の『山の日(きのこの山の日)』にからめて2017年と標高2017mをかけて雲取山でイベントを開催するなど、こういった形で、東京都の自然公園事業の活性化に貢献できればと考えている。これからも、東京都と一緒になって都民の皆さまがわくわくするようないろいろな企画提案をしていきたい」と意欲を示した。

 具体的な実施内容については、今後双方で話し合って決めていくとしているが、明治は2016年の山の日に開催したイベント(ヤッホーと叫んだ音量できのこの山がもらえる)が好評だったことから同様のイベントをやってみたいと話した。