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JR東日本、町田駅の1編成分のホームドア整備を改善のため延期

下部バーの追加やカバー設置、目立つ色に変更など

2017年3月23日発表

町田駅で試行中のスマートホームドア

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、横浜線町田駅下り4番線ホームの車掌側1両分のみ試行導入している「スマートホームドア」について、当初3月に予定していた1編成分(延長160m、八王子側の2つの扉を除く)の試行開始時期を延期すると発表した。これはホームドアの品質向上のためで。下部バーの追加などを行なう。

 ホームドアの改善箇所は、下部に新たにバーを設置ホームから下部バーまでのすき間を370mmに狭くした。また、ホーム面から1100mmの高さにある上部バーを、目立つように黄色に変更する。

改善後のスマートホームドアのイメージ。下部バーを追加してバーが出入りする、上部バーを黄色

 なお、当初の予定では、1両分の試行導入を3月から八王子側2扉分を除く1編成分へと伸ばし、2017年夏に八王子側2扉分も含む170mのホームドアとするものだった。延期に伴う新しいスケジュールなどは発表されていない。

試行導入のドアの設置場所