ニュース

ANA、2017年4月以降の国際線で「燃油サーチャージ」が適用に

北米・欧州は7000円、メキシコシティ線は3500円など

2017年4月以降発券分 適用

燃油サーチャージ運賃表

 ANAグループは2月17日、ANA(全日本空輸)とAJX(エアージャパン)の2017年4月以降の発券分に適用となる、国際線燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の適用額の改定を発表した。

 燃油サーチャージの基準となる、シンガポールケロシン市況価格の2カ月平均(2016年12月~2017年1月)は、1バレルあたり64.43ドル、これに同期間の為替平均の1ドル115.37円で換算すると7434円。これにより、6000円を超えるため有料となる。

 2017年4月以降の発券分で付加される燃油サーチャージ(1区間/片道)は以下のとおり。なお、成田~メキシコシティ線(NH180/179便)の燃油サーチャージは3500円。

燃油サーチャージ(1区間/片道)

韓国:300円
中国・香港・台湾・マカオ:1500円
ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン:2000円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア:3000円
ハワイ・インド・インドネシア:4000円
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア:7000円
メキシコシティ:3500円