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JAL、2017年2月~3月発券分の国際線で「燃油サーチャージ」が適用に

10カ月ぶり、韓国で200円、北米・欧州で3500円など

2017年2月~3月発券分 適用

 JAL(日本航空)は12月19日、国際線の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)について2017年2月1日発券分から適用ありと発表した。2016年4月1日以降、適用なし(無料)が続いていたが、燃油市況価格の変動により、10カ月ぶりに復活する。

 燃油サーチャージの基準となっている、シンガポールケロシン市況価格の2カ月平均(2016年10月~11月)は1バレルあたり58.69ドル、これにこの期間の為替平均の1ドル106円で換算すると6221円。このため、6000円を超えるため有料となり、基準の金額を適用する。

 2017年2月1日から3月31日発券分で付加される燃油サーチャージ(1区間/片道)は、韓国・極東ロシアが200円、中国・台湾・香港が500円、グアム・フィリピン・パラオ、べトラムが1000円、タイ、シンガポール、マレーシアが1500円、インドネシア、インド、スリランカ、ハワイが2000円、北米・欧州・中東・オセアニアが3500円となる。