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優れたホスピタリティを発揮する東京ディズニーリゾートのキャスト481名がスピリット・アワード受賞

「全力ハピネス!」を誓った表彰式典

2017年2月8日~9日 実施

スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」スピリット・アワード受賞者表彰式典

 オリエンタルランドは東京ディズニーリゾート内の「舞浜アンフィシアター」で2月8日、9日の2日間に渡り「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」スピリット・アワード受賞者表彰式典を開催。「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」は、東京ディズニーリゾート内で勤務するキャストを対象としたリコグニッションプログラムで、キャスト全員がモチベーション高く意欲的に働くことができるように行なわれている独自の施策の一つ。優れたホスピタリティをキャスト同士で認め、讃え合い、褒め合うことの喜びを分かち合うプログラムだ。

 今年度は2016年9月1日から10月31日までの61日間に渡って行なわれ、キャスト間で約38万枚ものメッセージカードを交換。称賛メッセージ数や内容を高く評価されたキャストが「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」スピリット・アワードを受賞。2016年度は481名のキャストが選ばれ“スピリット・アワードピン”が贈られた。

一人一人の素敵な部分を紹介、ステージでは笑顔でパフォーマンスも

 式典が始まると、会場が暗転。ディズニーミュージックに合わせ照明が華やかに輝き出すと、ステージに東京ディズニーリゾート・アンバサダー福本望氏が登場。「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」が前身のコーテシーキャンペーンを含めると今年で33回目の開催となることをまずは紹介。

「お互いによい所を認め、讃え合うことでディズニーフィロソフィーを再認識し、ディズニーキャストとしての在り方を再確認する。それが『スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート』です」と説明した。そして、受賞キャストを会場に呼び込むと割れんばかりの大歓声が会場に響き、入場口がスポットライトで照らされ、9日の式典では運営本部・商品本部の238名が次々と登場。観客席の約1500名の応援キャストは、仲間の姿が現われると事前に用意した手づくりの横断幕やうちわ、サイリウムを振り、盛大にお祝いの声援をおくり、祝祭感たっぷりの雰囲気が会場を包み込んだ。

式典会場の「舞浜アンフィシアター」。扇形ステージでどこからでも見やすく近い
式典が始まる前にはステージに光でミッキーシェイプも
式典がスタート。会場はキャストが持参したペンライトやサイリウムで美しく輝いていた
東京ディズニーリゾート・アンバサダー福本望氏が登場
ステージで「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」について改めて解説
入場口がスポットライトで照らされると受賞キャストたちが登場
応援に駆けつけた仲間のキャストは手づくりのグッズで受賞者をお祝い

 全員が会場に入場すると続いて、「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」の2016年の活動テーマを解説。“Sharing Our Spirits~気持ちを分かち合う61日間~”とし、メッセージを贈ってうれしい、贈られてうれしい。このうれしい気持ちを東京ディズニーリゾート全体の喜びとし、ゲストのハピネスにつなげていきたい」という想いが込められていると説明。

「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」で交換されたメッセージカード。言葉を贈りたいキャスト宛に気持ちをたっぷり書くことができる

 ウォルト・ディズニーの言葉「ゲストにハピネスを提供していくなかで、皆さんも自分の仕事や、自分がディズニーランドの重要な一部になっていることにハピネスを見出してほしい」を紹介。「彼のスピリットを受け継ぐ私たちは、オンステージ、バックステージを問わず自分の仕事に誇りを感じ、そして一人一人が東京ディズニーリゾートを担っています。仕事をとおして自分自身がハピネスを感じることで、自然とゲストにもハピネスをお届けすることができているのではないでしょうか。本年度キャストの皆さんから寄せられたメッセージカードはおよそ38万枚。メッセージを贈った側、贈られた側を合わせると76万ものハピネスが東京ディズニーリゾートを満たしたことになります。そのハピネスのなかから481名のスピリット・アワード受賞キャストが誕生しました」と話した。

部門長がそれぞれ祝辞。そして会場全員で「全力ハピネス!」を誓った

 続いて部門長4名が大歓声のなかステージへ。年末に観た映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を例に「希望が想いを強くする、その想いがまた希望をつなぐ。私は皆さんの他者を思う善意の力がゲストにハピネスを提供する希望だと感じています。受賞者、会場の皆さんは希望です。どうぞ明日も明後日も皆さんの善意の力で多くのゲストに全力でハピネスを届けてください。全力ハピネス!」と挨拶。そして会場全員で「全力ハピネス!」と声を合わせ大盛り上がり。

 また、「皆さんの笑顔や頑張り、汗、ときには涙も、そんな想いが、スピリットがパークをリゾートを世界中で唯一無二の場所にしていると思います」。

 さらに「皆さんは文字とおり手本となるキャスト。心から敬意を評します。先頭に立って素晴らしいパフォーマンスを発揮してほしいと思います。キャストの皆さん全員がいてこそのパーク、我々にとっての宝」とコメント。

 祝辞のラストには、「人に喜びを与えることは最高なこと。人に喜びを運ぶ人は自らの喜びと満足を得ます。それをまさに実践しているのが受賞した皆さん。ゲストの方々だけではなく、私たちキャストにもたくさんの喜びを運んでくれました。このあとに贈られる“スピリット・アワードピン”を胸に誇りをもってこれからもディズニーのスピリットを職場で伝えてください」とそれぞれがスピーチを行なった。

 祝辞が終わると「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」受賞者代表として商品販売部の浜崎恵美氏がステージへ。受賞したキャスト全員に贈られる”スピリット・アワードピン”を受け取った。“スピリット・アワードピン”とは、ウォルト・ディズニーとミッキーマウスが描かれたスペシャルなピンで、勤務の際に自身のネームタグに付けることができる。素晴らしい行動をし、頑張っているキャストであることの証明といえる栄誉あるピンだ。

商品販売部の浜崎恵美氏が受賞者を代表し“スピリット・アワードピン”を受け取った

 そして、福本氏らが一人一人受賞理由とともに紹介。まずは運営本部から名前が呼ばれ受賞キャストがステージ中央へ。「暗い海を素敵な笑顔と強いパワーで導くハピネスへの羅針盤を手にした無敵の海賊!」や「まわりを笑顔にする魔法が使えます。ゲスト、キャストを第一に考えるスーパーキャスト!」「キャストとしておもてなしをすることの楽しさと喜びを仲間に伝えてくれます」など、名前と一緒に素晴らしい部分をアナウンス。

運営本部の受賞者たちがまずはステージへ。決めポーズやこの日のために考えてきたとっておきのポーズで会場を沸かした

 先日、「グランドサーキット・レースウェイ ファイナルラップ・キャンペーン」を開催し約34年の歴史に幕を閉じた「グランドサーキット・レースウェイ」のキャストも受賞。渾身の「LET’S GO」ポーズを披露し大歓声も沸き起こった。また、受賞6回目のキャストもステージに。「いつもキラキラしている東京ディズニーリゾートで一番のキャスト」と紹介された。

本当にラストの「LET’S GO」ポーズで会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。今回6回目の受賞となったキャストも登場

 続いて、商品本部の受賞キャストがステージに。「常に目標を高く持ち、スキルアップに努めています」や「改善意識が高く常に店舗をよくするために考えて行動しています」。そして「常にポジティブに物事を受け止め、自分はもちろんまわりもプラスの方向へ導いてくれます」などを紹介。ステージで手を振ったりポージング、笑顔あふれるひとときに。受賞者紹介の間は常に各所属の仲間から声援と応援が会場に響き、幸せいっぱいの空間が広がっていた。

商品本部の受賞キャストもステージへ
会場も仲間がステージに上がるとヒートアップ! 応援にも熱が入る

 全員がステージに上がると、受賞者代表として“スピリット・アワードピン”を受け取った浜崎氏が挨拶。「賞をいただき、とてもうれしいです。いつも支えてくれる仲間たちにたくさん恩返しをしたい思います。今日は最高のハピネスをありがとうございました!」と受賞の喜びと感謝を語った。

代表として再び浜崎氏がステージ中央へ。喜びと仲間への気持ちを伝えた

 そして、お祝いにスペシャルゲストが登場。東京ディズニーランドのパレード「ハピネス・イズ・ヒア」の楽曲に合わせミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、プルート、グーフィー、チップとデールがゴールドのコスチューム姿で会場に。突然のサプライズに会場は大盛り上がり。そして記念撮影のあとは、会場全員で受賞者に「おめでとうございます!」と声を合わせてお祝いの言葉をプレゼント。と同時にゴールドとシルバーのテープが打ち上げられ祝祭ムードで会場が染め上げられた。

ミッキーマウスたちが受賞者のお祝いに会場に駆けつけた
ディズニーの仲間たちと一緒に記念写真をパチリ
会場の祝福の言葉とともに、ゴールドとシルバーのテープが舞い上がった

 ディズニーのキャラクターたちが花道をつくり、受賞キャスト一人一人にハイタッチやハグでお祝い。はにかみながらミッキーマウスたちと触れ合うキャストの姿にほっこり。歩きながら受賞キャストは手を振ったりパフォーマンスも。

 そして式典のラストには東京ディズニーシー15周年テーマソング「When Your Heart Makes a Wish」が流れるなか「私たちキャストはこれからもたくさんのゲストに夢とハピネスを届けていきたいですね!」と福本氏が会場のキャストに呼びかけ式典は幕を閉じた。

ハイタッチやハグでミッキーマウスやミニーマウスたちがキャストを一人一人お祝い
応援する仲間たちの待つ花道でも手を振ったりとパフォーマンスし常に笑顔

 受賞者をお祝いするとともに改めて共に仕事をする仲間の素晴らしい部分を発見し、それを伝えて褒め合う喜びを分かち合った今回の式典。素直に褒め合える仲間たちと職場があるからこそやりがいが自然と生まれる。生き生きと働き、東京ディズニーリゾートを訪れるゲストに笑顔の魔法で素敵な思い出作りのお手伝いをしてくれるキャストの、そのパワーの源が分かった気がしたひとときだった。東京ディズニーリゾートを訪れた際、キャストをとぜひコミュニケーションをとってみてはどうだろう。きっと、リゾートでの素敵なひとときが、もっと輝くはずだ。