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東京ディズニーシー、15周年の最後にハーバー全体を使ったショーの夜公演スタート
クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー ~シャイン・オン!~
2017年1月17日 18:21
- 2017年1月13日~3月17日 実施
東京ディズニーシーでは、「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”~グランドフィナーレ~」を3月17日まで開催中。2016年4月15日よりスタートした15周年イベントがいよいよフィナーレを迎えるにあたり、パーク内はさらに祝祭ムードがあふれ盛り上がりを見せている。ニューコスチュームのディズニーの仲間たちが新しい冒険とイマジネーションの旅へ出発するエンターテイメント・プログラム「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー ~シャイン・オン!~」の夜公演も開始。公演の様子が報道公開されたのでレポートする。
エンターテイメント・プログラム「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」は、愛や友情、元気などさまざま“Wish”(願い)の集まった“ウィッシュ・クリスタル”を持ったディズニーの仲間たちが華やかな船に乗って登場。ゲストといっしょに新たな冒険への旅たちをお祝いする期間限定のハーバーショーだ。
15周年のグランドフィナーレに伴い「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー ~シャイン・オン!~」として1月13日からスペシャルバージョンを公演中。ショーのラストにはシャボン玉が空高く舞い上がり15周年を盛大にお祝い。また、夜公演では15周年を記念したスペシャルグッズ「クリスタルコンパス」(3000円)も連動し光でショーに参加することもできる。鑑賞エリアはメディテレーニアンハーバー全域で可能だが、ステージが併設されている「ピアッツァ・トポリーノ」、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ前」、「リドアイル」周辺がおすすめだ。
太陽がゆっくり沈み、あたりが暗くなった頃に「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー ~シャイン・オン!~」がいよいよスタート。「リドアイル」にはクリスタルの世界からやってきたメッセンジャー“クリスタル・ブルー”が登場。手前のクリスタルはこれからゲストと出掛ける旅を輝かせるためのキーであり、その意味を知ったときに次の旅に導いてくれることを説明してくれた。
そして、「ピアッツァ・トポリーノ」のレッド、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ前」のグリーンのメッセンジャーとともに、一人一人の願いを集めるためのダンスを練習。すると、東京ディズニーシー15周年テーマソング「When Your Heart Makes a Wish」とともにミッキーマウスやミニーマウスをはじめディズニーの仲間たちが船に乗ってメディテレーニアンハーバーに登場。「こんばんは!」と全員でゲストにご挨拶し、一気に華やかな雰囲気に。
勢いよく船出はしたものの、行き先が分からないと大騒ぎの一行。そんなとき「クリスタルが新しい旅に導くだろう」とメッセンジャーが助言。光に導かれる様に船のカラーと同じクリスタルの場所にそれぞれの船が到着する。
メッセンジャーが15年間この海を旅した人々の願いや想いの結晶がクリスタルであり、新しい旅には欠かせないものだと説明。ドナルドダックも次第に自分の腕のクリスタルが“友情”の意味を持つと気付き、同時にミニーマウス、グーフィーの持つ“ウィッシュ・クリスタル”の意味も明らかになっていく。
ミニーマウスは“愛”を意味するレッドのクリスタル、そしてグーフィーは“元気・健康”の意味のグリーンのクリスタル。赤、青、緑の光の3原色が混ざり合うことでさまざまな色や願いを生み出すことできるとメッセンジャーが解説。するとチップとデールたちもそれぞれの“Wish”とクリスタルのカラーを発表。「バンビ」の「LOVE IS A SONG」や「ライオン・キング」の「HAKUNAMATATA」などおなじみのディズニーソングに合わせダンスが始まり、ハーバーは大盛り上がりに。ハピネスがあふれる空間がどんどん広がっていく。
ラストにミッキーマウスが自分の“Wish”である「大好きな仲間たちとの旅がいつまでも続きますように」を発表。そして、そのために必要なことは“愛”“友情”“元気”だと気づき、なぜ自分のクリスタルが白く輝くクリアカラーであるのかを知る。メッセンジャーからもミッキーマウスのクリスタルが存在する意味が明かされ、クリスタルにたくさんの“Wish”を集め託すためにゲストと一緒に全員参加でダンスがスタート。
ミッキーマウスのクリスタルのカラーに反応するかのように「クリスタルコンパス」もクリアに力強く輝き出す。また、ミニーマウスやグーフィーたちがミッキーマウスに声をかける瞬間にそれぞれのクリスタルのカラーにも輝く。ショーにグッと引き込まれると同時に、自分もショーのクリスタルの一つを持っているような気分になれる。
メッセンジャーが「いよいよ旅立ちの時です。15年間のさまざまな願いと想いが集まった、始まりの、この場所から」と語ると同時に「東京ディズニーシー・テーマソング」がハーバー中に響き渡る。旅の始まりの場所を振り返るとともに、15年間のパークでのたくさんの思い出が心にどっと押し寄せてくるはずだ。
「リドアイル」では曲に合わせダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニたちがキュートなダンスを披露。その可愛さにくぎづけに。そして「新しい冒険とイマジネーションの旅へ!」の掛け声とともにクリスタルが船に装着されると、新たな行き先を示すように針が動き出し、形状もミッキーシェイプに変化。
ミッキーマウスが「さあ、行こう。きらめく海へ!」と旅への出発を告げると「When Your Heart Makes a Wish」とともにたくさんのしゃぼん玉がハーバー中に舞い上がり、盛り上がりは最高潮に! 幻想的な雰囲気にゲストも空を見上げ、その美しい一瞬一瞬を目に焼き付けているようだった。そしてパイロが次々と打ち上がり、ハーバーはお祝いムードに包まれフィナーレへ。
旅の行き先が分かったミッキーマウスが「どんな地図にも載っていないけれど、誰でもいけるはず」とミニーマウスに告げ、15周年の想いや希望を胸に全員で再び出発。その行き先は、東京ディズニーシーで実際にショーを見て確かめてみよう。
なお、鑑賞エリアではクリスタルのカラーにより途中それぞれ異なる内容が展開されるため、何度見ても新たな発見ができる。昼間公演とともに合わせて見てては。もちろん夜公演では「クリスタルコンパス」も忘れずに。必ずスイッチを“Pモード(パークモード)”にして準備を。1日2回公演。約25分。総出演者数約120名。
3月17日まで「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”~グランドフィナーレ~」を開催中で祝祭感たっぷりの東京ディズニーシー。エンターテイメント・プログラムをはじめ、期間限定のスペシャルグッズやメニューなど見どころがいっぱいだ。大切な人や自分の“Wish”をクリスタルに託し、新しい冒険とイマジネーションの旅への出発をお祝いにぜひパークを訪れてみてはいかがだろう。
(C)Disney