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東京ディズニーランドに新エリア「キャンプ・ウッドチャック」誕生
ドナルドダックたちと一緒にキャンプ! グリーティング施設とレストラン、ワゴンがオープン
2016年11月22日 21:22
- 2016年11月22日 オープン
東京ディズニーランドは、11月22日に新エリア「キャンプ・ウッドチャック」をオープン。同エリアは、「ジュニア・ウッドチャック」シリーズがテーマ。ウエスタンランドに位置し、アメリカ河沿いの豊かな自然を舞台に野外活動を行なうキャンプ場をイメージしている。ドナルドダックたちとグリーティングも楽しめる注目の同エリアが11月21日に報道公開されたのでその様子をレポートする。
11月22日にオープンした新エリア「キャンプ・ウッドチャック」は、ディズニーの人気コミックブック「ジュニア・ウッドチャック」シリーズがテーマ。ドナルドダックの甥でいたずら好きな3人組ヒューイ、デューイ、ルーイたちが野外活動を楽しむグループ“ジュニア・ウッドチャック・オブ・ザ・ワールド”のメンバーとなり、アメリカ原生地を舞台に活躍するストーリーとなっている。
1900年代初頭に創立された“ジュニア・ウッドチャック・オブ・ザ・ワールド”(WJW)は自然のなかで野外活動を行ない、自然に感謝を捧げる組織。ドナルドダックとデイジーダックをリーダーとして、さまざまなメンバーがおり彼らは“ジュニア・ウッドチャック”と呼ばれている。夏の期間中、メンバーは親元を離れてキャンプ場でハイキングや釣りなどを通じて集団生活を行なうサマーキャンプに参加。そのキャンプ場をイメージしたのが新エリアだ。訪れるゲストは”ジュニア・ウッドチャック”のメンバーとして、キャンプ場を楽しむことができる
スペシャルコスチューム姿のデイジーダックやドナルドダックとご挨拶
「キャンプ・ウッドチャック」には、東京ディズニーランドで2つ目のキャラクターグリーティング施設となる「ウッドチャック・グリーティングトレイル」をはじめ、レストラン「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」、そしてオリジナルグッズを扱うワゴン「ハッピーキャンパーサプライ」が登場。キャラクターと触れ合ったり、写真撮影をしたりはもちろんのこと、グッズを手に入れたり、スペシャルメニューも味わったりできる。
新エリアに足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのが巨大な切り株。看板には“キャンプ・ウッドチャックのなりたち”とあり、説明が詳しく書かれている。どうやら“ジュニア・ウッドチャック”のメンバーがハイキング中に偶然見つけた切り株だとか。落雷によって開いた穴が彼らのシンボルマークのウッドチャック(北アメリカに生息する小動物)と同じ形だったため、このエリアに本部を置くことを決めたとのこと。そして、メインの標識として一番目立つ場所に設置することにしたという。
「トムソーヤ島いかだ」の小屋には「キャンプ・ウッドチャック」からのご挨拶もデコレーション。ヒューイ、デューイ、ルーイたちがキャンプファイヤーを囲みながら、アメリカのキャンプの定番“スモア”を森の仲間たちと楽しむ姿や、キャンプ場でのアクティビティが描かれている。また、エリアの入り口付近には各施設のサインもあるので、行きたい場所の確認をしよう。
矢印の案内に従って、まずは「ウッドチャック・グリーティングトレイル」へ。ここでは、“ジュニア・ウッドチャック”のコスチューム姿のドナルドダックやデイジーダックに会うことができる。看板にはそれぞれどこへ行けば会えるのかが書かれているので、ドナルドダックならば「ウッドチャック・ホール」、デイジーダックならば「ウッドチャック・ハイドアウト」へ向かおう。
「ウッドチャック・グリーティングトレイル」のエントランスをくぐり、まずは地図で現在地を確認。よく見ると……かくれミッキーらしきシェイプが!
道の途中には、1901年12月5日の落雷により大きな穴の空いた「ティッタートゥイル・ツリー」、そしてメンバーが守っている絶滅したかと思われていた「ティッタートゥイル・バード」の巣を発見! 住みかとなっているので「しずかにね!」との看板も。その先にドナルドダックとデイジーダックのフェイスが描かれたフラッグが見えてくるので、会いたいキャラクターに向かう小道を進もう。
さらに進むと“ジュニア・ウッドチャック”のメンバーとして知っておくべき大きな魚を釣るためのおもしろルアー解説、さらに“WHY KNOT”や言葉遊び満載の「結び目」の説明ボートなどが。そしてカヌーには、見慣れたあのシェイプを発見。並んでいる時間があっという間に過ぎる魔法があちこちに掛けられている。
いよいよ、ドナルドダックとのグリーティングエリア「ウッドチャック・ホール」へ。ここは、“ジュニア・ウッドチャック”の集会や式典が行なわれる部屋。そのため、モットーの書かれた大きなバナーや、隊旗、宣言書などを展示。
またスカーフや水筒、双眼鏡など、ワッペンなども壁に飾られ、ウッディな部屋は温かみのある雰囲気。暖炉の前では、ドナルドダックが出迎えてくれる。“ジュニア・ウッドチャック”のリーダーである彼は、グリーンのジャケットと、クーンスキンキャップ風のふんわりした帽子がお似合い。胸元には、先ほど見かけた「ティッタートゥイル・バード」が刻まれたリーダーの証である勲章もキラリ。
スペシャルな1枚が撮影したい場合は、部屋に入る直前に案内される「ディズニースナップフォト」(1セット:1540円)をリクエストしよう。ドナルドダックと会った瞬間から、記念撮影など触れ合っている様子を撮影してもらえる。自分ではなかなか撮れない1枚が撮れるためお勧めだ。
続いては、デイジーダックに会うために「ウッドチャック・ハイドアウト」へ。隠れ家という名前のとおりに、オールや弓矢、地図に謎の卵、松ぼっくりで作った人形などのコレクションが飾られていた。
デイジーダックはライトグリーンとレッドのチェック柄のスカートにグリーンのジャケット、そしてスカーフをワンポイントに使ったスタイル。胸元には勲章も光っていた。帽子をチェックのリボンでかわいくデコレーション。また、いつものヒールとは異なり靴下をオン。野山でも安全なしっかりしたタイプの紐靴も着用。動きやすいルックながらデイジーダックならではのかわいさがたっぷりのスタイルだ。なお、こちらでも「ディズニースナップフォト」が可能なので、とっておきの瞬間を手に入れたいのならばぜひ使ってみよう。
アメリカのキャンプの定番メニューに舌鼓、トロ~リスモアとボリュームメニューで満腹に
ドナルドダックとデイジーダックに挨拶したあとは、エリア内に新設されたレストラン「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」へ。木調のロッジを彷彿させるたたずまいでゆったりとアメリカの定番スイーツや、東京ディズニーランド初登場のワッフルサンドが味わえる。
約440席の広々とした2階建ての店内は、“ジュニア・ウッドチャック”のメンバーが集会や食事をする場所となっており、活動にまつわるデコレーションがたっぷり。1階のコレクションルームには、1日のスケジュールが書かれた黒板や、公式ガイド本、メンバーが見つけてきたとっておきのアイテムを展示。
奥の集会場には吹き抜けと大きな石造りの暖炉も。暖炉の棚には木彫りの彫刻も置かれており、上部には“WOODCHUCKS AROUND THE WORLD”と世界中のメンバーたちが手をつなぐバナーも。アットホームな雰囲気で、仲間たちと今日1日の冒険を語り合える集会をするにはぴったりのスペースとなっている。
また、焚き火台も屋外にあり、美味しい食事を頬張りながら語らえるスペースとなっている。
ゆるやかな階段を上がると、2階席へ。上がる途中には活動中の“ジュニア・ウッドチャック”のメンバーを描いた大きな壁画も。オフィシャルソング「ウッドチャックとキャンプへ行こう」の歌詞が書かれていたり、バナーも壁に飾られたりしている。木の香りがほっとするエレベータも完備。ベビーカーや車いすを利用の際も2階へスムーズに行けるのはうれしい。
2階のフロアは、凧や手づくり風のライトが飾られ、ほっこりした雰囲気。スポーツや工作、バードウォッチングがテーマとなっており、動物をかたどった工作などが飾られ、賑やか。手旗信号の解説などもあり、キャンプ場で行なうアクティビティの内容が垣間見られる空間だ。
また、2階の屋外テラスからはアメリカ河が望め、「蒸気船マークトウェイン号」が優雅に進む姿や「ビーバーブラザーズのカヌー体験」で一生懸命に河を渡るゲストを見ることも。食事を楽しみながら、手を振ったり笑顔あふれる時間が過ごせるはず。夕方からのライトアップもテラスから楽しめ、ロマンチックな雰囲気になるのも見逃せない。
ここで味わえるメニューはすべてキャンプをイメージして生み出されたもの。注目したいのは、アメリカのキャンプの定番“スモア”をイメージしたデザート。「スモア風チョコレートブラウニー」(400円)はトロッとしたマシュマロと濃厚チョコレートブラウニーの相性が抜群。そのままフォークで食べてもいいが、ブラウニーに豪快にマシュマロを載せパリパリのワッフルで挟んでかぶりつくのも美味しい。とろけたマシュマロとチョコが絡まり至福の美味しさに。ストロベリーやブルーベリーなどを使った甘さと酸味がクセになるソースとのハーモニーを楽しむのもお勧めだ。食べたあとのお皿にも一工夫、それは完食してからのお楽しみだ。
東京ディズニーランド初登場のワッフルサンド3種も食べておきたい。ヒューイ、デューイ、ルーイたちのそれぞれのテーマカラーがパッケージに使われており、ファンにはたまらない仕様。どれもキャンプに参加した腹ペコキッズたちが満足できるようボリューム大なのもうれしい。
ヒューイのレッドのパッケージは「ワッフルサンド フライドチキン、メイプルソース付き」(セット:1080円、単品:700円)。ヒューイとHのロゴがメインのパッケージに包まれており、サックリ食感のブラックペッパーフライドチキンとレモンマヨネーズで和えたさっぱり紫キャベツに、BBQソース味のラタトゥイユがベストマッチ。リピートしたくなる美味しさだ。メイプルソースをかけると、また別の味わいとなり食欲が止まらなくなる。
続いては、ブルーのデューイのパッケージがかわいい「ワッフルサンド ベーコン、ベジタブルBBQソース」(セット:1080円、単品:700円)。頭文字のDとデューイがメインに描かれたパッケージを開けると、スモークされた肉厚ベーコンの香りがふわりとただよい、一口食べると肉の旨味が口いっぱいに広がる。BBQソースで味付けしたラタトゥイユとざっくりオニオン、そしてバターたっぷりのワッフルのハーモニーは格別。シャッキリしたキャベツもアクセントとなり、一口食べたら最後まで一気に完食できる。
そして、3品目はグリーンとルーイのLの文字がフィーチャーされたパッケージの「ワッフルサンド スパイシーシュリンプ&アボガド」(セット:1080円、単品:700円)。アボガドやマスタードなどをミックスしたタルタルソースと、ケイジャンやガーリックなどで味付けされたシュリンプが出会い、あと引く美味しさ。紫キャベツとシャキシャキレタスに、もったりタルタルがたっぷり。ぷりっとしたシュリンプのスパイシーさがよいアクセントになっている。
なお、それぞれ「ワッフルサンドセット、スーベニアランチケース付き」(1950円)も購入することができる。スーベニアランチケースは、活動中の彼らのシルエットとロゴ、ワッペンが描かれた保冷バック仕様。パークでセットを持ち歩く際にもぴったりなサイズ。
ヒューイ、デューイ、ルーイのそれぞれのテーマカラーが入ったドリンクもチェック。「ホットジンジャーレモネード」(340円)は、ショウガテイストのほんのり甘いレモネード。これからの季節に体を温めてくれるパークで大活躍のドリンクだ。レモンのスライス入りでジューシーなうえ、ヒューイ、デューイ、ルーイのカラーのタピオカ入りでデザートとしても楽しめる。飲むと一気に体がポカポカに。冷え性の女子にもお勧め。カップも厚めで持ち歩きでも安心だ。パッケージには、カヌーのオールがかわいい「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」のロゴとシルエット。
また、「スパークリングレモンゼリードリンク」(340円)もシュワッと弾ける爽快感が美味しい一品。キャンプで動き回った体を癒してくれる。カップにはワッペンのイラストが描かれている。
ふんわり帽子に、ワッペンもオリジナルグッズを身に着けキャンプへ!
「キャンプ・ウッドチャック」ヘの野外活動へ出掛ける前に立ち寄りたいのが「ハッピーキャンパーサプライ」だ。ワゴンには準備のためのグッズが並べられ、ゲストの野外活動をサポートしてくれる。今回、新エリアオープンに合わせ約20種類のオリジナルグッズが登場。グリーティングでドナルドダックやデイジーダックが被っていた帽子をイメージした「ファンキャップ」(2800円)から、活動の途中でのどを潤すための「ドリンクボトル」(2600円)まで幅広く揃う。
また、コスチュームのチェック柄をイメージした「ミニタオル」(650円)に、「ぬいぐるみバッジ」(各2200円)なども。新エリアを訪れた思い出に手に入れたいアイテムばかりだ。
キャンプ場で大自然のなか、大好きなキャラクターと触れ合える新エリア「キャンプ・ウッドチャック」。美味しいメニューにこだわり満載の店内、そしてテラスからの雄大な眺めと見どころも満載。お気に入りのグッズを身に着けて、ファミリー、友人、大切な人と一緒に忘れられない素敵な思い出を作ってみては!?
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