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プリンセス・クルーズ、乗船客の利便性を向上させるウェアラブル・デバイス「オーシャン・メダリオン」を発表
今いる場所まで料理をデリバリー、客室のキーや支払いカードの代わりにも。11月から順次導入
2017年1月13日 16:02
- 2017年11月13日以降順次導入
大型客船を世界規模で運航するプリンセス・クルーズの運営会社であるカーニバル・コーポレーションは1月5日、米国ネバダ州・ラスベガスで開催された民生機器テクノロジ産業の見本市「CES 2017」の基調講演で、「オーシャン・メダリオン」を発表した。
オーシャン・メダリオンはウェアラブル・デバイスで、操作や充電の必要はなく、ペンダントやリストバンド、あるいはポケットに入れるなど乗船客が身に着けることで、船内でさまざまなサービスを受けられるようにするというもの。
プリンセス・クルーズの「オーシャン・メダリオン」で受けられるサービス
オーシャン・レディ
乗船客の情報を事前に登録（英語/スペイン語対応）しておくことで、オーシャン・メダリオンを使ってスムーズに乗船手続きを行なえるようになる。
ステートルーム・アクセス
オーシャン・メダリオンは客室のキーとして、さらにセイル＆サインカード（船内専用の支払いカード）としても利用できる。
ヒヤ・アンド・ナウ
食事を注文したら、乗船客がいる場所まで届けてもらうことができる。
ゼア・アンド・ゼン
飲み物を注文したら、指定した時間・場所に届けてもらうことができる。
クルー・アット・ユア・サービス
乗船客の好みを事前に登録（英語/スペイン語対応）しておくことで、乗務員はその好みに合わせたサービスを提供してくれる。
オーシャン・ナビゲート
オーシャン・メダリオンを携帯した家族や友人が、今船内のどこにいて、どういった道順で行けばいいのかをナビゲートしてくれる。家族や友人にメッセージを残すことができる。
このサービスを同社では「オーシャン・メダリオン・クラス」と呼び、11月13日からリーガル・プリンセスに、2018年初頭からロイヤル・プリンセスとカリビアン・プリンセスに順次導入していく。
