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ANAグループ、2017年2月以降発券分の国際線で「燃油サーチャージ」が適用に

韓国で200円、北米・欧州で3500円など

2017年2月以降発券分 適用

 ANAグループは12月19日、ANA(全日本空輸)とAJX(エアージャパン)の2017年2月1日以降の航空券発券分に適用となる国際線旅客の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を改定、2016年4月1日以降続いていた適用なし(無料)から適用ありへと変更する。

 これは、燃油サーチャージの基準となる、シンガポールケロシン市況価格の2カ月平均(2016年10月~11月)が1バレルあたり58.69ドルで、この期間の為替平均の1ドル106円で換算すると6221円で、6000円を超えるため有料となる。

 2017年2月1日以降発券分で付加される燃油サーチャージ(1区間/片道)は、韓国が200円、中国・香港・台湾・マカオが500円、ベトナム・フィリピン・グアム・サイパンが1000円、タイ、シンガポール、マレーシア・ミャンマー・カンボジアが1500円、ハワイ・インド・インドネシアが2000円、北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニアが3500円となる。