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JAL、11月14日に高度3万フィートから月を鑑賞する「HAKUTOスーパームーン鑑賞フライト」の参加者募集

小学生とその保護者対象、最大60組120名を招待、10月27日締切

2016年11月14日 運航

 JAL(日本航空)は、11月14日に高度3万フィート(9.144km)の航空機内から月を鑑賞する「HAKUTOスーパームーン鑑賞フライト」の参加者を募集する。機内では月の鑑賞のほか、民間月面探査チーム「HAKUTO」代表の袴田武史氏による講演も行なわれる。11月14日は月が最も大きく見えるスーパームーン。

 このフライトは、JALがコーポレートパートナー契約を締結したHAKUTOへのサポートの一環。HAKUTOは国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦するispaceが運営する、日本初の民間月面探査チーム。子供たちが航空・宇宙への好奇心を持ち、将来の夢を描くきっかけにしてほしいとの思いから実施する。

 応募対象は小学生の子供とその保護者(20歳以上)の2名1組。最大60組120名を招待する。参加申込は専用のWebページ「JAL presents HAKUTOスーパームーンフライト」にて10月18日から10月27日の23時59分まで受け付ける。締め切り後に厳正な抽選のうえで当選者を決定し、メールで連絡する。メール記載の期日までの当選者から連絡がなかった場合は、資格を失い、別の応募者が選出される場合がある。

 HAKUTOスーパームーン鑑賞フライトの便名はJL8910便で、機材はボーイング 767型機を予定しているという。

ミッション達成のために設計した月面探査ロボット「ローバー」