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南アフリカ観光局、WOW!という言葉とともに南アフリカの魅力を訴求するキャンペーン
観光親善大使で女優の高橋ひとみさんが魅力を語る
2016年9月29日 12:00
- 2016年9月28日 開催
南アフリカ観光局は9月28日、都内で新キャンペーンの“WOW IN EVERY MOMENT”メディア・イベントを開催した。このキャンペーンは今後数年に渡って展開するもので、「WOW!(ワオ!)」という言葉とともに南アフリカの魅力を訴求していくという。イベントでは、南アフリカ観光親善大使で女優の高橋ひとみさんが来場、南アフリカの魅力にどっぷりとはまっている様子が紹介された。
感動は、1日に3~4回はある国
「WOW!」の掛け声とともに登場した南アフリカ観光局 アジア太平洋地区プレジデントのブラッドリー・ブラウワー氏は、日本から南アフリカへの観光客は、2016年2月から7月まで6カ月連続で前年比2桁アップで推移していることや、2016年1月からの好調ぶりを強調した。また、“WOW IN EVERY MOMENT”キャンペーンの「WOW!」を使うことで南アフリカの魅力をより分かりやすいイメージで訴求するとした。
ブラウワー氏はさらに自身のエピソードを紹介、「日本からお客さまを連れて、なにを楽しみにしてるか、というと、日本人の方々の驚きとか、感動の顔を見るのが楽しみ」と話し、「サファリに行ったとき、大きなサイがいたとします。私はサイを見るのではなく、日本人のお客さまが“ワオ!”と驚いている顔を見て、連れてきてよかったと、心から思う」と語った。なお、ブラウワー氏は南アフリカに訪れた場合の驚きの回数についても触れ「感動は、1日に3~4回はある」と強調した。
治安の面では誤解がある
続いて、JATA(日本旅行業協会)南アフリカ旅行拡大ワーキンググループ座長で、JTB グローバル事業本部国際部長の古澤徹氏が登壇した。古澤氏は冒頭で、「自分がスペシャリストの一人と自負しているが、もし、皆さんに35~36万円のお金と7日間の時間があったら、自信を持って、南アフリカに行ってくださいとお勧めします」と南アフリカ旅行を推薦した。
古澤氏が強調したことは治安。「10年前、南アフリカは危ない国だと誤解をされていた。6年前(2010年)のサッカーのワールドカップでそのイメージは払拭された」と誤解があったことを指摘、「私は10年以上前から南アフリカに行っているが、観光旅行で行って、現地のガイドの言いつけを守っていけば、なんら怖いことはない」と安全面を強調した。
なお、古澤氏は南アフリカは見どころが多く、ここがよいという場所が決められないとしながらも、自身の好みは野生動物のビッグ・ファイブを見ることのできるクルーガー国立公園だと紹介した。
ブルートレインに感動、気になるライオンにまた会いたい
イベントには観光親善大使の高橋ひとみさんも登場。取材旅行で南アフリカを訪れたなかから、特別感が味わえる豪華列車の「ブルートレイン」への乗車や、クルーガー国立公園で動物を見た話など、旅行中の話に花が咲いた。
高橋さんは、アフリカと言えどもブルートレインやホテルなど、上の年代の人が、ドレスを着てハイヒール履いておしゃれしてて、そういうことが似合う国だと多くの方に知っていただきたいとし、一方で、サファリで見たライオンにまた会いたいほど印象に残ったことなども紹介した。帰国の際には空港で、「ここに置いていってほしい」とマネージャーに言ったくらい南アフリカが気に入ったことを明かし、再び行く機会を楽しみにしているという。
さらに南アフリカ観光局のブラウワー氏と高橋ひとみさんが、南アフリカのおつまみ「サモサ」を手作りしたことを紹介、会場でふるまわれたほか、作り方を実演してみせた。