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JAL、「ふるさと納税」のお礼の品に航空券を用意

JTB西日本やトラストバンクと提携

2016年9月27日 発表

 JAL(日本航空)は9月27日、「ふるさと納税」のお礼の品に、観光による人的交流を新たな軸とするため、航空券を用意すると発表した。トラストバンク、JTB西日本との提携により実施。第1弾として北海道網走市、秋田県男鹿市、石川県加賀市、兵庫県豊岡市、和歌山県白浜町、熊本県南小国町、鹿児島県奄美市を訪れる「JALで行くふるさと納税専用ツアー」を10月頃に発表する予定。

「ふるさと納税」ではお礼の品として寄付をした自治体の名産品などの「物」が送られることが多かったが、自治体からは「人」に実際に訪れてもらいたいという要望があった。今回、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクと、ふるさと納税ポイント制ポータルサイト「ふるぽ」を運営するJTB西日本の提携によって、それを実現する。

 具体的な取り組みとしては、トラストは専用サイト「きふたび」内にJAL特集コーナーを設置するほか、JTB西日本は寄附先を訪れる「JAL利用特別ツアー(旅行謝礼品)」を新たに設定する。JALは航空券の用意のほか、地方自治体と協力して、航空イベントを開催、お礼の品として招待することも予定している。