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JR東日本、北斗星の実車パーツを使った「Train Hostel 北斗星」を馬喰町駅直結で12月中旬オープン

訪日外国人向けの宿泊施設を展開

2016年9月6日 発表

Train Hostel 北斗星の室内イメージ

 JR東日本(東日本旅客鉄道)とジェイアール東日本都市開発は9月6日、訪日外国人向けの宿泊施設を2つ開設する発表した。1カ所は寝台特急「北斗星」の実車パーツを再利用したホステル「Train Hostel 北斗星」で、東京都中央区に2016年12月中旬に開設する。

「Train Hostel 北斗星」は北斗星の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用し、限られたスペースで細部までこだわった寝台列車の空間づくりを取り入れる。施設内には観光地の情報ブースを設け、訪日外国人向け旅行者の交流拠点として東北地方を中心とした観光情報提供を行ない、旅行需要を喚起する。

「Train Hostel 北斗星」は総武快速線 馬喰町駅の4番出入口直結の場所に位置し、宿泊人数は78ベッド。宿泊料金は一泊2500円~4000円。1階がフロント、2階がラウンジとホステル、3階~5階がホステル、6階がシャワー・ランドリーとなる。運営事業者は訪日外国人向けのホステルをすでに日本橋で開業しているR.projectが担当、全スタッフが英語で対応可能になるという。

 もう1カ所のホテルは、「(仮称)神田カプセルホテル」で女性専用。神田駅徒歩1分の立地で、2017年7月にオープン予定。宿泊料金は5000円前後を予定している。

 なお、どちらも訪日外国人向けとしているが、日本人の利用も可能だという。

利用する実車パーツ(2段ベッド)
ホステル内部(2段ベッドタイプ)のイメージ