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ピーチ、飛行機に乗った子供達にピンクのサンタからサプライズプレゼント

12月24日の関空到着便、全18便で実施

2015年12月24日 実施

ターンテーブルに乗ってプレゼントを贈るサプライズイベント

 ピーチ(Peach Aviation)は12月24日、関西国際空港(関空)に到着するPeach国内線を利用したすべての子供にクリスマスプレゼントを贈るサプライズイベントを実施した。

 このイベントは、0歳~8歳の子供を対象に行なわれる、飛行機到着後に通過する手荷物受取所のターンテーブルに、自分の名前が書かれたプレゼントが流れてくるというもの。保護者には機内で紙を渡して説明をしているそうだが子供本人には内緒。ぬいぐるみや文房具などをピンクのサンタ衣装をまとったCA(客室乗務員)らが手渡すと、突然のプレゼントに歓声を上げていた。このピンクのサンタ衣装はチェックインカウンターで対応する地上スタッフらも着用した。

 2012年3月に運航を開始したピーチにとっては4回目のクリスマスを迎えることになる。このイベントは就航年で実施したあと、2年目の2013年は実施しなかったものの、翌2014年に復活させ、今年2015年で3回目の実施となる。

 今年は、9時50分着の鹿児島発便から、22時25分の成田発便までの18便が対象で、子供の人数は160名ほど。予約時点で名前入りのプレゼントを用意し、いくつかの予備を用意しておくことで、当日購入の乗客などに対応しているという。

 手荷物受取所では、ジャズ風にアレンジされたクリスマスソングがBGMとして流れたり、記念撮影用のパネルやツリーを用意したりと、普段は手荷物を受け取るだけの事務的な空間をクリスマス色に染めた。

到着した子供達をターンテーブルの脇へ案内
ピンクサンタと話をしながらターンテーブルの前に立つ子供達
自分の名前が入った箱がターンテーブルから流れてくる。中身はぬいぐるみや文房具などのクリスマスプレゼント。最初は何が起きたかよく分からないキョトンとした表情の子供もいたが、プレゼントをもらってうれしそうな表情を見せていた

 また、関空に到着したすべての乗客に、CAの手書きメッセージカードも配布。ピーチが使用するエアバス A320型機は180席仕様なので、全18便が満席近ければ3000枚前後、平均8割としても2500枚を超える枚数となるが、これを10名程度のCAが手書きしているそうだ。

 このほか、2015年10月から関空へ導入した新しいチェックインカウンターは、現在15台が稼働しているが、縦置きした32型ディスプレイの上半分が「Wishing you a merry Journey」のメッセージを入れたクリスマス仕様デザインとなっていた。

手荷物受取所を通過する全乗客にCAによる手書きメッセージカードを配布
それぞれ異なる内容でイラスト入りやシールが貼られたものなどバリエーションは豊富
10月から導入を開始した“段ボール製”のチェックイン機もクリスマス仕様の画面に

(編集部:多和田新也)