ご当地土産セレクション

栃木土産の「レモン牛乳」と「初恋糖」

栃木土産の定番「レモン牛乳」

 今回紹介するのは、甘酸っぱくてどこか懐かしい味がするレモンとイチゴの栃木名物。全国旅行支援が明日4月1日から延長される栃木県ですが、世界遺産・日光東照宮を参拝したり、宇都宮餃子をハシゴしたり、爽やかな那須高原の牧場で動物にふれあったりと、春休み以降も楽しめる旅行テーマが満載です。

栃木乳業「関東・栃木レモン」

 昭和の戦後まもなく、甘いものが貴重な時代に誕生した乳飲料。栃木県が誇るソウルドリンク、通称「レモン牛乳」として親しまれてきました。

 当時の元祖である関東牛乳は2004年に廃業してしまいますが、その伝統を絶やすまいと栃木市に本社を構える栃木乳業がレシピから紙パックのデザインまで受け継ぎ、復活を遂げました。

 栃木県産の生乳に、砂糖やレモン香料などを加えた素朴な味わい。しかし実際に果汁は入っていないので“レモン風味の牛乳”というのもポイント。銭湯あがりのフルーツ牛乳のように、キンキンに冷やして飲むとさらに美味しいです。

「関東・栃木レモン」は飲み切りサイズの200mL(ストロー付き)とたっぷり500mLがあります
ほんのり甘く、さっぱりしたレモンの香りが広がる飲みやすさ
県内にはレモン牛乳をフィーチャーしたお菓子やグッズも多数

栃木乳業「関東・栃木レモン」

価格: 127円(200mL)/208円(500mL)
賞味期限: 製造から10日(要冷蔵)
販売場所: 栃木乳業工場直売店、宇都宮駅ビル「パセオ」、おいでよ!とちぎ館、@miya マチナカこだわりマルシェ、道の駅うつのみや ろまんちっく村、県内のコンビニ・スーパーほか

苺が主役「初恋糖」

 栃木県産とちおとめ100%で作るお菓子ブランド「苺が主役」。手掛けるのは、イチゴの作付け面積・出荷量日本一を誇る栃木県真岡市の静風という会社です。

 なかでも「初恋糖」は、昨今SNSなどで人気が広まり県内でも入手困難になりつつあるという商品。例年10月~6月に収穫されるとちおとめのフリーズドライが入ったグラニュー糖で、大きく砕かれた果肉が甘酸っぱく、風味をダイレクトに楽しめる贅沢感が評判となっています。

 紅茶に入れて苺のフレーバーティーにしたり、ヨーグルトやアイスのトッピングにしたりとアレンジの幅も広く、まるでイチゴジャムのように瓶に詰められたかわいらしい見た目が贈り物にぴったりです。

今回はデニッシュ&ヨーグルトにトッピング。甘酸っぱいイチゴとグラニュー糖のザクザク感がやみつきに
初恋糖のほか、とちおとめフリーズドライにホワイトチョコをかけた「恋するいちご」やホットミルクに溶かして飲むチョコスプーン「バーチャミ」も人気

苺が主役「初恋糖」

内容量: 80g
価格: 1296円
賞味期限: 製造から365日
販売場所: 永井百貨店、宇都宮駅ビル「パセオ」、道の駅うつのみや ろまんちっく村、おいでよ!とちぎ館、フォーシーズン静風、JA直売所「あぐ里っ娘」、久保記念観光文化交流館(真岡市観光協会)、あしかがフラワーパーク、星野リゾート 界 鬼怒川ほか