ボーカリスト琴音の音楽旅

夏の京都&福井、帰省ついでに寄り道し観光も楽しんだ夏休み

帰省と観光で夏を思い切り楽しみました

 私自身は東京都の出身ですが、母の実家が福井ということで福井県に祖母の家があります。

 福井には毎年お盆と正月は必ず帰省していて、車に乗るようになってからはクルマで帰省するようになりました。

 そうすると途中で少し寄り道ができるようになり、5月に行った京都がものすごくよかったので、今回は東京を深夜に出発し、軽く車中泊をして京都で1日観光してから福井に向かいました。

朝は喫茶店のモーニングから、レトロ喫茶で優雅な朝時間

 まずは京都東ICを降りてすぐの「マリ亞ンヌ」という喫茶店に行きました。ザ・昭和のレトロ喫茶という雰囲気たっぷりで、新聞や雑誌がお店に備え付けで読めるほか、モーニングセットも充実しています。

 この時点で朝9時くらいで、またすぐにお昼ご飯を食べに行こうということだったので、軽めにシナモントーストとマリ亞ンヌブレンドのコーヒーを注文しました。濃いめのコーヒーが朝の目覚めにぴったり。

 地元の人でにぎわっていて、このレトロな雰囲気でテレビや映画撮影なども行なわれていたようです。

 シナモントーストはふわふわの食パンに、ざらざらの砂糖とバターの食感が、昔給食で食べたシナモントーストを思い出させます。

 そんな懐かしい気持ちになりながら、こんな苦いコーヒーを飲めるようになって自分は大人になったなと実感。優雅なモーニングタイムを満喫しました。

喫茶マリ亞ンヌ
マリ亞ンヌブレンドコーヒー
モーニングセット、レギュラーのシナモントースト

はじめての京うどん、南禅寺と平安神宮をお参りし、福井へ

 京都には何度か行っていますが、そういえば京都のうどんを食べたことがないことに気付き、今回は京うどんを食べたいと思っていました。夫が調べてくれた人気店の「山元麺蔵」に向かうため、ほど近い岡崎公園駐車場にクルマを止めてほぼ開店時間に向かいました。

 この時点では本店は予約でいっぱいで待ち時間が発生していましたが、テイクアウト店舗のイートインで2階に席があり、そこで食べられるらしく、その時点でそちらならすぐ案内可能ということで今回はテイクアウト店舗にお邪魔しました。

 器の提供がテイクアウト用の容器になるとのこと。食べきれなければそのまま持ち帰れるので便利です。今回は土ゴボウ天ぷらに大根おろしの付いた夏限定メニュー「みぞれ弁当」を通常のお出汁と、醤油だれと2種類のたれで注文しました。

 開店すぐの時間では、イートインはこの日私たちが1番だったようで、涼しい店内ですぐにうどんが提供。京都のうどんは薄味と聞いていましたが、こちらの京風だしはしっかりと味がついていて、お出汁の味がしっかりするのにちゃんと塩味も感じられます。

 そして京風うどんは柔らかいと思っていたのですが、こちらのうどんはものすごくつるつるしこしこでコシのあるうどんでした。どちらかと言うと硬いうどんが好みな私が、京風うどんは口に合うか心配だったのですがものすごく美味しくて、この時点でそんなにお腹が空いていなかったのにペロリと完食。

 付け合わせの土ゴボウ天もサクサクで、ゴボウの香ばしさと天ぷらのカリッと仕上がった食感が絶妙のハーモニーです。そこに夏らしく大根おろしもさっぱり合う! 夫の方の醤油味のうどんも、キリッとした醤油ではなく柔らかな少し甘みのあるタイプの醤油味でした。これがまた京風うどんによく合うんです。

 ムダのないオペレーションでなるべく待ち時間が少ないようにというお店側の工夫も感じられて、とてもよいランチになりました。

山元麺蔵テイクアウト店
イートインコーナー
テイクアウトのおうどん、左が醤油だれ、右が京風だし
透き通る出汁つゆ
薬味は生姜とネギ
夏限定みぞれ弁当

 そしてそのあとは歩いて約20分ほどの臨済宗南禅寺派の大本山・南禅寺に行きました。こちらは昔、琵琶湖の水路を滋賀県から引いていた水路閣も寺内にあり、宗教的な施設と歴史的なインフラのどちらも見学することができます。

 南禅寺のまわりは湯豆腐屋さんやコーヒー屋さんなど休憩スポットもたくさんあったので、南禅寺の近くでランチやティータイムを取るのもよさそうでした。そしてそこから今度は平安神宮をお参りします。

 平安神宮は建物もですが庭園が素晴らしく、創建は明治ですが平安京の正庁、朝堂院を模して作られたことから平安時代の人の生活に思いをはせながらのお散歩となりました。この辺りの造詣の深さが関東地方にはないよさで、そこが京都にはまってしまった理由の1つです。

 平安神宮をお参りしてもうすっかり夕方になり、少し早めの夕飯をラーメン店「天」でいただきました。最近東京では昔ながらの醤油のラーメンを食べようと思っても意外とやっているお店が少なく、こちらはスッキリとした透き通ったスープがさっぱり美味しい。

 お店特製の「かっぱ」というきゅうりの和え物がさっぱりしていて相性抜群。パリッと仕上がった餃子とさっぱりすっきりした味のラーメン。老若男女大好きな味だと思います。私は小ラーメン、旦那は普通のラーメンを頼みましたが、小サイズがあるのもお子さんと一緒に行きやすいポイントだと思います。

ラーメン天
清潔感のある明るい店内
かっぱ
小ラーメン
醤油ラーメン、普通サイズ
餃子

京都から福井へ、家族の時間を過ごし観光も

 お腹も膨れたところで京都から約3時間ほどクルマを走らせて、福井県の祖母の家に到着しました。

 今回の帰省には妹と、その息子で5歳になる甥っ子も帰ってきていたので、甥っ子と目一杯遊び、家族で流しそうめんをしたり、手持ち花火をしたりと思いっきり夏らしいことを満喫しました。

 最初の2日間は甥っ子と遊んだり、家族でお墓参りに行ったりと家族の時間を過ごし、3日目は少しお出かけをしようということで、東尋坊の近くにある「雄島(おしま)」という無人島を散策しに夫と行ってみました。

 こちらはその昔テレビ番組で心霊スポットとして紹介されていましたが、実際に行ってみるとまったくそんな雰囲気はなく、むしろ植物の生命力を感じられる島でした。遮るものがなく海を一面に見渡せるので、絶景を見ることができます。

 東尋坊の崖っぷちも魅力的ですが、島から見る日本海も素晴らしかったです。1周約40分ほどと、夏の暑い日でも木陰もあるし、水分をしっかり持っていけば心地のよいお散歩時間となりました。

日本海の無人島「雄島」
遮るもののない水平線
生命力あふれる木々たち

 そしてそこからお昼ご飯を食べようと近くの道の駅、三国の「三里浜」に向かいました。毎年帰省して福井の名物はだいたい食べ尽くしたと思っていたのに、まさか「らっきょう」が名物ということを全然知りませんでした。

 ということで、私は「カレーライス」に「らっきょう」、夫は「らっきょうラーメン御膳」を注文しました。甘酢に漬け込んだらっきょうはシャキシャキで、カレーによく合ってとても美味しい! 夏に海にいるとカレーを食べたくなるのは、なんなんでしょうね。

 そのカレーとベストマッチのらっきょうが名物ということで、よいランチになりました。夫のらっきょうラーメンも、ラーメンにさっぱりとしたらっきょうが歯応えもありよいアクセントになって、意外に相性抜群でした。

 そこからまた近くの海岸で少し海水浴をして祖母の家に帰り家族で食卓を囲み、日本海の自然を満喫した1日でした。

三国 道の駅 三里浜
道の駅内のレストラン
らっきょうラーメン御前
カレーライス
らっきょう(単品)
お土産や産直野菜の購入も

 そして東京に帰る最終日は、夫が永平寺と福井県立恐竜博物館に行ったことがないということで、この2つに行くことにしました。

 まずは混雑が予想される恐竜博物館の方に先に行き、インターネットでの11時の事前予約で入りました。お盆や冬休みなどの混雑時は駐車場に入るだけでもかなり待つことがあるそうなので、お手洗いやちょっとした軽食など少し準備をしていった方がよさそうです。インターネットで時間予約ができ、チケットも事前購入していましたが、入場時間を分けることで館内の混雑を緩和する目的だと思うのですが、それでもなかはかなり混んでいました。海外の方も多く恐竜博物館の人気の高さが伺えます。

 私は子供の頃からもう3回目で、以前こちらの記事でも恐竜博物館は紹介しているのですが、恐竜だけではなく地球という星のロマンに触れられる素敵な博物館だと思っています。展示の仕方も博物館というよりはアトラクションのような照明だったり、素敵な見せ方をしてくれるので何度来ても楽しめます。

 また、情報量が多いので一度来ただけでは到底すべてを理解するにはおよばないという意味でも、何度足を運んでも、そしてまた自分が歳を重ねると見えるものも変わってくるので、いつ行っても楽しめる博物館です。今回は企画展の「竜脚類~大地を揺るがした地上最大の生き物~」をやっていたので、それも実寸大の大きさやほかの恐竜との成り立ちの違いを分かりやすく勉強することができてとても興味深かったです。

 そして恐竜博物館をあとにして、お昼ご飯を近くのおそば屋さん「そば処 天心」で食べることにしました。

 やはり福井に帰ってきたらおそばを食べないと! ということでおろしそばと、同じく福井名物のソースカツ丼のセットを注文しました。福井ではカツ丼といっても卵とじのカツ丼ではなく、このソースカツ丼が一般的です。

 卵とじのカツ丼の方は「卵とじカツ丼」として区別されています。こちらのお店は卵とじのカツ丼のセットもあり、ソースカツ丼とどちらも選べるようになっていました。

 しっかりとソースにつけられたカツが薄めの衣でサクサクでとっても美味しい! もともと福井のソースカツ丼文化は「ヨーロッパ軒」という洋食屋さんから始まりましたが、そこからこの薄めの衣にソースをまとったというスタイルが定着していったそうです。

 おそばは越前そばのなかでは少し細めのおそばで、太いおそばを食べなれていない人でも食べやすいかと。そして、この甘めのそばつゆが福井のおそばだと感じさせてくれます。

 さっぱりとこってりのコンビで美味しくランチをいただき、永平寺を目指します。

そば処 天心
趣のある店内
おろしそばとソースカツ丼のセット

 永平寺は曹洞宗の総本山で、こちらで修行も行なわれているお寺になります。なので、お坊さんの撮影などが禁止されているので、その辺りは配慮が必要です。

 私も旅行に行くとお寺や神社に行くことが多いですが、あくまで宗教施設だということは忘れずに敬意を持ってお参りをさせていただこうと思っています。

 永平寺は行くだけで心がしゃきっとするマイナスイオンスポットです。やはりこういう力のあるところにお寺が作られるんだなぁと実感します。

 参道までの間にお土産屋さんも充実しているので、今回はお土産屋さんの駐車場を利用しました。だいたいのお店がお買い物をすると駐車料が無料になります。

お土産屋さんで購入、ごま豆腐と黒ごまソフトのパフェ

 恐竜博物館に永平寺と、福井の2大観光名所を回り、夫も大満足のようでした。福井県は自然豊かで海の幸も豊富で食べ物がとても美味しく温泉もあるので、最近は少しずつ観光地としても人気が出てきていて、福井のよさが伝わってきてうれしいです。

 私が子供の頃はまだ恐竜博物館もなかったし、新幹線も通っていなかったので今ほど福井のよさは知られていなかったように思います。

 今回は帰省に合わせて京都と福井どちらも観光を楽しむ旅となりました。京都はまたゆっくりといろんなところを訪れたいと思っています。それだけ回るところがたくさんあるんですよね。

 住んでしまったら飽きるのかなぁ? それでも著名人が京都に住居を構えるのもとてもよく分かります。

 先月もキャンプ旅で少し長めのお休みを満喫しましたが、今回のお盆休みが最後の夏休みとなりました。今年の夏は初めてのキャンプで虫に蚊に刺されたり、今回の旅では京都に海水浴、無人島散策と、夏らしいことを思いっきりできたと思います。

 皆さんの夏休みはいかがだったでしょうか? まだ9月も残暑が厳しくなりそうですが、暑いからこそできるアクティビティを楽しんで、この夏を乗り切っていきましょう!

琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。たまにアルトサックスも吹きます。1986年10月10日生まれ。趣味・特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。
ブログは https://kotone1010.com/