ボーカリスト琴音の音楽旅
雨の山中湖で自然を満喫! ご当地グルメとキャンプ飯で満腹旅
2024年5月25日 08:00
去年の春にキャンプにハマり、週に一度はキャンプに行くほどだったのが夏に家の引っ越し、秋は海外に2か月滞在、そのまま冬になってしまいキャンプはお休みに。
冬のキャンプも憧れるけど、ストーブや寝袋など冬用の装備が必要だし準備が大変だなぁと思っているうちに越冬し春になっていました。
これでキャンプに行けるぞと意気込んで1年ぶりのキャンプ。今回は湖畔に泊まってみたいということで山中湖の湖畔にあるキャンプ場「レイクロッジヤマナカ」のオートサイト(クルマ乗り入れOKのキャンプスペース)を予約。愛車にキャンプ道具を積んで家族とLet's go!
思ったより寒かった雨の山中湖、まずは名物吉田うどんで腹ごしらえ
キャンプ前日に雨予報が出ていましたが、去年も雨の日にキャンプしてそのよさも知っていたのでキャンセルせずに出発。が、やはり少し肌寒いので薬局で厚手の靴下とホッカイロを買い足しました。春のキャンプ、昼間は暖かくても夜は冷えるので装備しておいてわるいことはなし。
この日のお昼ご飯はキャンプ飯ではなく吉田うどんの知る人ぞ知る名店、忍野村の「渡辺うどん」に行ってきました。
肉つけ冷やしうどんを注文し、プリップリの固いうどんですが旨みが強くて固いというより「コシ」が強い! 出汁は少し甘めで馬肉が入っていて、脂質の少ない牛肉のようなクセのない味で食べやすいです。
「すりだね」という唐辛子の調味料がやたら美味しくてたくさん入れてしまいました。昭和の時代にタイムスリップしたような店内も魅力的です。
キャンプ場に到着! 1年のブランクで雨の設営は少し苦労しました
雨が降るなか、キャンプ場「レイクロッジヤマナカ」に到着し受付を済ませて早速設営なんですが、1年ぶりのキャンプでタープの張り方をすっかり忘れてYouTube動画を観ながら家族とてんやわんや。
なんとかタープを張り、お次はテント。そんなに設営が難しくない私のテントですが、雨のなか「テントの正面はどこだ!?」と探すのに一苦労。そんなこんなで設営が終わり、夕方になり冷えてきたので焚き火開始です。
パイナップルの酵素でお肉が柔らかくなる、ということで家族が意気込んで前日から仕込んでいた豚肉の入ったパイナップル壺を取り出し、まずはピリ辛味噌鍋作り。
ピリ辛味噌鍋と、炒めたお肉に寒かったのでお酒はホットワインにしました。春のキャンプはまだ夜が寒いことが多いので鍋にしたのですが大正解。ほか、アヒージョも熱々で美味しくできました。
身体を温めつつ、お酒も進みワインからウイスキーのお湯割に。散々食べて飲んで、気付いたら私はテントのなかで寝ていました。雨のキャンプは設営が大変ですが、レインウェアを着てやればそんなに濡れずにできてほかのキャンプ客が少ないので貸切状態でのんびりできます。
翌朝は湖畔のキャンプ場を満喫し、朝からまた満腹に
翌朝は陽が昇ったのとほぼ同時に起きて、朝方の湖畔にお散歩へ。レイクロッジヤマナカは本当に山中湖の湖畔にあるので、キャンプ場から湖畔にそのまま出ることができます。
朝もやのかかる湖畔は幻想的で「白鳥の湖」の世界観です。散歩後はお腹が空いた家族が焚き火を始めて、バナナを焼き出しました。そのまま朝食用に用意していたウインナーと野菜をスキレットで、食パンも焚き火で焼いてみました。
遠赤外線の効果か、直接火が当たらなくてもパリッと香ばしくなかはふっくらと食パンが焼けてこれまた美味しい! メスティンで炊いたご飯に目玉焼き、梅干し、たくあんとシンプルなおかずとインスタント味噌汁で最高の朝食になりました。
最後にまた湖畔を散歩して片付け&撤収。翌日は雨も止んで晴れてきたので撤収は楽々できました。撤収作業も意外と力を使うので朝食をしっかり食べておいてよかったです。
午後はドライブしながら富士山が見えるのを待ってみました
朝食をしっかり食べたけれど、撤収作業でまた運動したらすぐお腹が空いてしまい、私が吉田うどんを「渡辺うどん」でしか食べたことがないということでほかのお店にも行ってみました。
その名も「手打ちうどん いなか」、お昼時だったので地元の方々で常に満席状態。観光名所的なお店もいいけど、こういうローカルなところに飛び込めたのはうれしいです。
私は冷やしうどん、家族はもつ煮定食を注文しました。うどんはしっかりコシがあり、おそらく皆さんが思うよりもかなり固めです。固いうどんが好きな私としてはうれしい限り。つけ汁のお味噌味が沁みます。もつ煮も味噌味で、定食のスープがお味噌汁ではなく出汁味のうどんで味が被らない気遣いがよいですね。
地元の方々に混じってランチし、続いてピーターラビット好きな私の趣味で富士本栖湖リゾートにあるピーターラビットイングリッシュガーデンに向かいました。
富士山を眺めながらの贅沢ティータイム、はたして富士山は見えるのか
自由が丘のピーターラビットガーデンカフェにも行きましたが、富士山を見ながらピーターラビットのカフェでお茶ができるというのはこの立地ならでは。
富士本栖湖リゾートにあるピーターラビットイングリッシュガーデンのカフェに入り、スコーンの付いたクリームティーセットを注文。私はコーヒー、家族は紅茶で注文して富士山の雲が消えるのを待つこと30分。
雲がかかってしまい富士山のてっぺんを見ることができなかったのですが、のんびりお茶しながら富士山の景色の変化を楽しめました。
アールグレイの茶葉が入ったサクサクのスコーンとイチゴとラズベリーのジャム、コーヒーカップや紅茶のポットもかわいくてイギリスと日本の富士山のコラボに大満足です。
帰り道に車を走らせていたら、なんと富士山が完全に姿を現わしてくれました!お天気によっては富士山が見られないのも仕方ない、と思っていましたがやっぱり見られるとうれしいものです。
富士山には不思議な神々しさがありますよね。雨のなかのキャンプも、湖畔で幻想的な雰囲気を満喫して最高だったし山中湖と富士山を存分に楽しんでパワーチャージしてきました。
雨の日のキャンプも、キャンセルせずに行ってみると静かな雰囲気でゆったりした時間を過ごせます。せっかく道具を揃えたので、今年はたくさんキャンプに出かけようと計画中です。