JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JAL×俺のフレンチ特別編、徳島県 大塚国際美術館で一夜限りのディナーイベントを開催!

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者はJALふるさとアンバサダー四国担当の金川浩子さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、徳島でディナーイベントに携わるJALふるさとアンバサダーの金川浩子さん。

――取り組みについて教えてください。

 皆さま、こんにちは! JALふるさとアンバサダー四国担当の金川です。

 瀬戸内海の美しさと地域の方の温かさに魅了されたことがきっかけで、ゆかりはないですが、縁を感じた四国に移り住みました。この記事が、徳島に足を運んでいただくきっかけになれば幸いです。

10月にディナーイベントが開催された、大塚国際美術館のスクロヴェーニ礼拝堂

 これまでも地域の魅力を再発見することを目的に、東京の「俺のフレンチ グランメゾン大手町」にて、地域食材を楽しむイベントを開催してきましたが、今回はその番外編!

 東京を飛び出して、徳島へ。JALパック60周年の特別ツアーの参加者限定で行なわれました。普段はアートを楽しむ場所ですが、この日だけ特別にディナー会場へと大変身。

この日のためだけに、特別にしつらえられた空間

 またフルート演奏も披露され、迫力ある空間で「アート、食、音楽」が一体となり、徳島の魅力を五感で堪能できるイベントとなりました。

フルート奏者の日野真奈美さんが奏でる美しい音色

 大塚国際美術館といえば、世界の名画を「陶板」で精巧に再現した作品を展示しており、日本最大級の展示スペースを誇ります。

 北イタリアにある「スクロヴェーニ礼拝堂」を、空間ごと再現した展示室でのディナーイベントは、今回が初の試みでした。

約50名さまが参加された、和やかなディナー会場

 また大塚国際美術館ならではの、ユニークな演出も。

 学芸員の方による絵画解説も行なわれ、コース料理にちなんだアートが紹介されるなど、食とアートとのコラボが実現しました。

メインディッシュのお肉料理にちなんだ、ホガースの作品「古きイギリスのロースト・ビーフ」

 私も司会をさせていただきながら、美しい絵画に囲まれた空間を眺めてうっとり。ゲストの皆さまと一緒に、非日常的な時間を楽しませていただきました。

――「食」を通じた徳島の魅力とは?

「俺のフレンチ グランメゾン大手町」の神木亮シェフが手がけたお料理は、徳島県が誇る阿波牛、鳴門鯛、すだちなど厳選した食材が使われ、見た目にも美しく、テーブルを華やかに彩りました。

鮮魚のフレンチカルパッチョ

 そして長谷川純一ソムリエが、料理に合わせて選んだワインや、徳島の地酒を提供。さらにメニューの解説や、ワインやアートにまつわる豆知識など、お食事がより楽しくなる演出も好評でした。

長谷川ソムリエによる阿波牛のプレゼンテーション
厨房での神木シェフ

――イベントの裏話を教えてください。

 これまでの東京でのディナーイベントとは一味違い、徳島での開催となった今回は、新たな挑戦となりました。

 さまざまなサービスコンクールで受賞経験のある長谷川ソムリエが、このイベントのために、大塚国際美術館のレストランスタッフの方々へ特別なサービスレクチャーを行ないました。

長谷川ソムリエによるサービスレクチャー

 また海外のミシュラン星付きレストランで修行した神木シェフも、大塚国際美術館のシェフや厨房スタッフの方々とワンチームに。このイベントを成功させるために、みんな一丸となりイベントを盛り上げました。

イベントに携わったスタッフ一同

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 徳島には豊かな食文化や、大塚国際美術館をはじめとする素晴らしい観光スポット、さらに美しい大自然やアクティビティなど、見どころが満載です!

 ぜひ一度徳島を訪れ、現地でしか味わえない魅力を感じてみてください。