ホテルスタッフだから知ってる地元の魅力

「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」安井さんのオススメ

ANAホリデイ・イン金沢スカイ 総支配人の安井一雄さん

 19のホテルブランドを世界100か国以上で、6300軒以上展開するIHGホテルズ&リゾーツ。日本では北海道から沖縄まで7ブランドを約47ホテル展開中だ(2024年3月時点)。今回は、ANAホリデイ・イン金沢スカイ 総支配人の安井一雄氏にホテル周辺の魅力を聞いた。

施設名: ANAホリデイ・イン金沢スカイ
所在地: 石川県金沢市武蔵町15-1

――ANAホリデイ・イン金沢スカイで働くようになったきっかけを教えてください。

 大学4年の就職活動時期に特に明確なものはなかったのですが、ニュースでホテル日航福岡の開業準備室の映像を見て、海外勤務の可能性もあり総支配人にもなるかもしれないと思い、迷わず入社しました。中華レストランのウエイターとしてホテルマン人生をスタートし12年間勤務後、レストラン・宴会・セールス・婚礼を経験し、その後はグランドハイアット福岡3年、名古屋マリオット3年、グランドハイアット東京13年と料飲部門を中心に勤務いたしました。2018年9月にANAクラウンプラザホテル広島の料飲部長として着任し、オペレーション全体を統括する副総支配人職を経て2023年8月より現職を担っております。

――どんなホテルですか?

 前身の金沢スカイホテル時代から数えて50年の金沢では老舗ホテルの1つですが、2014年3月より「IHGホテルズ&リゾーツ」に所属しANAホリデイ・イン金沢スカイとして10年が経過しました。金沢市の中心部に位置し、ビジネスにも便利な立地に加え、多くの観光スポットが徒歩圏内にありますので国内外の多くのお客さまにご利用いただいております。客室は全101室、中華・オールデイダイニング・ラウンジと3つの宴会場があります。最上階のスカイバンケット「トップオブカナザワ」では金沢の景色とともにお楽しみいただけます。

フロントカウンター

 レセプションが16階に位置しているため、エレベーターでご到着されたお客さまはその眺望にまず感動されます。カウンタースタイルではなくレセプションデスクでお座りいただいてチェックインできますので、金沢城や遠く白山連峰を眺めながらゆったりとした気分でホテルライフのスタートをお楽しみいただけます。またオールデイダイニングKENROKUでは日本海側の眺望とともに、地元食材を織り交ぜたご朝食をお楽しみいただけます。

――ホテル周辺で個人的にイチオシの観光スポットや飲食店などがあれば教えてください。

 ホテルから歩いて20分ほどの距離に「ひがし茶屋街」や「主計町」があり、金沢ならではの昔ながらの町並みを楽しめます。築200年の歴史を誇る「懐華樓」は、金沢で一番大きな茶屋建築で、金沢市の指定保存建築物です。数々のドラマや映画の舞台にもなっており、昼は一般公開と甘味を、夜は1日1組限定で華やかなお座敷を体験出来ます。街全体に古い街並みを活かした古民家風の土産品屋やカフェ、飲食店、バーは、国内外のお客さまで昼夜を問わず賑わっています。

ひがし茶屋街

――オススメのレストランメニューは?

 17階に位置する四川料理 鳳凰は50年の歴史の中で、親子3代に渡ってご利用いただくお客さまも多く、長くご愛顧いただいおります。オープン以来変わらぬ味の麻婆豆腐は、定番の人気メニューです。

――オススメのお土産は?

 金沢には伝統工芸品から海鮮類、日本酒、和菓子などお勧めのお土産がたくさんあります。お酒も甘いものも大好きな私は、個人的には中田屋さんの「きんつば」がお勧めで、実家がある福岡に帰省する際には毎回購入しています。