週末駅弁

新大阪駅「東海道肉づくし」

牛肉、豚肉、鶏肉の3種が入ったボリューム満点の肉系弁当

東海道肉づくし

 東海道新幹線のビジネス移動で男性諸氏がボリュームのある駅弁を食べたいと考えたら、やはり肉系のお弁当は外せないところでしょう。今回紹介する「東海道肉づくし」は、焼肉にしようかカツにしようかと悩む必要もなく、ボリューミーな肉を堪能できる弁当です。

 東海道線の旅情を感じつつ、東京の「焼き鳥」、名古屋の「みそかつ」、大阪の「すき焼き」の3種を存分に楽しむことができます。フタを開けると、この3種がキレイに均等に分けられて入っていて、肉派なら見た目だけで食欲をそそられるはずです。

東京の「焼き鳥」、名古屋の「みそかつ」、大阪の「すき焼き」の3種にキッチリ分かれて入っている。それぞれご飯の上に乗っている

 焼き鳥は焼き味がしっかり入っていて、食べるとポロポロと崩れるほど柔らかい食感です。ネギも添えられていて、焼き鳥メニューで言うなら「ねぎま」というところでしょうか。これに「つくね」が加わっていて、タレがタップリとかかっています。

 みそかつのとんかつは小ぶりですが柔らかく、甘めの八丁味噌入りのタレが多めにかかっていて食べ応えがあります。そしてすき焼きは濃い目の味が付いていて、ゴボウや玉ねぎが混じり、しらたきが添えられた本格的なモノ。ご飯の一部が生姜の混ざったご飯になっているのも、飽きずに食べられるポイントなのかもしれません。

東京の「焼き鳥」。ネギが添えられた焼き鳥とつくね
名古屋の「みそかつ」。味噌ダレが染みている
みそかつの断面。脂身が少なくボリューミー
大阪の「すき焼き」はゴボウや玉ねぎが混じり、しらたきが添えられる

 ボリュームがある肉系弁当を探していて、なかなか1種類に絞ることができず、ついミックス弁当なんかをチョイスしてしまうような人には、ピッタリなお弁当だと思います。新幹線のぞみ号とひかり号の車内でも販売されていますので、ぜひ選んでみてください。

「東海道肉づくし」

価格: 1210円
販売駅: 東京駅、品川駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅、新幹線車内販売など
購入場所: 新大阪駅「デリカステーション」
購入日: 2018年9月8日