イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】精巧な爪切りやニッパーで有名な諏訪田製作所のブースなど、産業にかかわる新しい旅を提案する産業観光エリア

2018年9月20日~23日 開催

新潟県三条市にある、精巧な爪切りやニッパーで有名な諏訪田製作所のブース。アートのような重厚な人型鉄鋼製作

 日本最大の観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2018」が9月20日~9月23日の4日間にわたり、東京ビッグサイトで開催された。

 会場の日本エリア内には、産業観光エリアという新しい旅のカタチとして注目される「産業観光」にスポットを当てた出展がある。産業観光は、産業にかかわる工場、職人、製品、工場跡地、産業遺構といったものを観光資源とした旅行のこと。例えば、工場の製造工程や製品の見学、工場の夜景を見るといったツアーだ。

産業観光エリア
諏訪田製作所の代表的な製品となる爪切りやニッパー。新潟県三条市は古くから鍛冶が盛ん
工場内のイメージ展示。工具と金属アートが並ぶ
卓上フライス盤も展示。工場の祭典などを開催し、工場見学ができる機会もある
木工家具の町、福岡県大川市の大川家具。猫用家具シリーズ
日本の近代化を支えた北海道の炭鉱港展示
実物の石炭
石炭のような「塊炭飴」を販売中
炭鉱で栄えた夕張市。現在は夕張市のキャラクター「メロン熊」が人気。500円のクジになっている
ハンコで有名なシヤチハタのブース。複数回押すと多色刷りの絵はがきが完成する
秩父市のキャラクター「ポテくまくん」が完成した。スタンプラリーに使われる
シヤチハタのスタンプ自販機「OSMO(オスモ)」
好みのフレームや自由な描画をしたオリジナルスタンプをその場で作れる
大阪八尾市に工場があり工場見学ができる「コンペイトウ王国」。大阪と福岡にミュージアムがある
「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会ブース。「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は世界遺産に登録されている
クイズに答えるとプレゼントされる景品