イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】日本エリアに点在する美味しい地元のお酒を試飲できるコーナーをまとめてみた

2018年9月20日~23日 開催

2017年に開業して話題の「つま恋リゾート 彩の郷」などを手がける、ホテルマネージメントインターナショナルのブースで試飲できるスパークリングワイン「ポールクレマン ブリュット ブラン ド ブラン」

 日本最大の観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン2018」が9月20日~9月23日の4日間にわたり、東京ビッグサイトで開催されている。

 会場の日本エリア内では、お酒の試飲ができるコーナーが多数点在している。先の記事では日本酒蔵ツーリズムのブースを紹介したが(関連記事「【ツーリズムEXPO 2018】日本5エリアのお酒の試飲が楽しめる『日本酒蔵ツーリズム』ブース」)、ここ以外の試飲コーナーをまとめて紹介してしよう。もちろん会場内のすべてを網羅しているわけではなく、取材中に訪れることができた日本エリア分のみだ。また、数には限りがあるのでなくなり次第終了の場合や、予告なく不定期に行なわれることもある。試飲が開始されると、あっという間に長蛇の列になるので、早めに列に加わったり、あらかじめ時間をチェックしておき、早めに訪れるようにするとよいだろう。

 なお、お酒の提供には、顔写真入り身分証の提示を求められることがある。もちろんクルマを運転して来場している場合の試飲は厳禁。また、試飲はできても基本的にブースでの販売はしていない。気に入ったらパンフレットなど資料をもらっておいて、のちほど購入しよう。

ワンダフルセトウチ、DISCOVER WEST 連携協議会、公益社団法人日本観光振興協会中国支部、JR西日本(西日本旅客鉄道)合同「J1-04」

 ワンダフルセトウチでは、まずブース内の試飲コーナーで試飲ができる。こちらは、公式Facebookページへの「いいね」が条件。

ワンダフルセトウチではブース内で主に日本酒の試飲ができる
試飲ブース内の冷蔵庫

 また、不定期にブース外の呼び込みで、岡山のワイナリーで製造されたワインの試飲を勧めているほか、ブース内の鳥取コーナーでは、あまり流通していない北条ワイン醸造所のワインの試飲ができた。

マスカット オブ アレクサンドリア。サッポロビール 岡山ワイナリー製造
ブース内の鳥取コーナーでは北条ワイン醸造所のワインの試飲ができる

東京都(多摩・島しょと東京の特産品)「J04-06」

 23日の12時30分から、福生市ワークショップ内で地酒の試飲ができる。

東京都(多摩・島しょと東京の特産品)ブースの福生市ワークショップ内で地酒の試飲ができる

福島県「J07-07」

「平成29酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞酒」の日本酒を試飲できる。

福島県の金賞受賞酒の日本酒を試飲
提供されるお酒は時間によって異なる
ちょっとしたアテも提供。このときは川俣シャモのスモーク

埼玉県、埼玉県物産観光協会、川越市、埼玉県物産観光協会「J04-10」

 ブース内に居酒屋風カウンターを置き、川越の日本酒「鏡山」と地ビールの「コエドビール」を中心に試飲ができる。

埼玉ブースの試飲カウンター
日本酒と地ビールの試飲ができる
川越の焼き鳥屋「ひびき」のおつまみが提供された。おつまみは不定期提供

HMI(ホテルマネージメントインターナショナル)ホテルグループ「J10-10」

 スパークリングワイン「ポールクレマン ブリュット ブラン ド ブラン」が試飲できる。量が少ないので、数量限定でなくなり次第終了。

スパークリングワイン「ポールクレマン ブリュット ブラン ド ブラン」
こちらのブースでは、オーガニックのマンゴーとハイビスカスティー、コーヒーの試飲もできる

昇龍道「J06-12」

 東海・北陸地方の観光ルート「昇龍道」で楽しめる日本酒の紹介や試飲コーナーを展開している。

昇龍道で試飲できる日本酒
試飲中の日本酒

JR東日本(東日本旅客鉄道)、東北観光推進機構との合同「J07-06 」

 東北6県と新潟県の地酒が試飲できる。取材時にはまだ用意されていなかったが、22~23日には試飲スケジュールのパネルが置かれることになっているので、試飲銘柄のタイミングは現地パネルで確認してほしい。

取材中に試飲があった日本酒。越乃景虎と朝日山。どちらも新潟のお酒
試飲実施中はモニタに表示されるので、周囲から多くの人が集まってくる
あっという間に列ができていた

新潟県観光協会「J07-01」

 新潟の日本酒のほかワインの試飲が不定期で行なわれる。

新潟銘醸や高の井酒造などの日本酒

山梨県、やまなし観光推進機構「J04-11」

 1時間ごとにワインセミナーが開催され、そこで山梨ワインの試飲ができる。セミナーは2種類あり、写真のワインは、日本ワインの歴史をよく知る仲田道弘氏による甲州ワインセミナーで、12時30分と14時30分から行なわれる。

山梨ブースの「甲州ワインセミナー」で使われるワイン
原茂ワインの甲州シュールリー、蒼龍葡萄酒のべーリーAなど
フジッコワイナリーのスパークリングワイン、中央葡萄酒のグリド甲州
ワインセミナーはおおよそ1時間ごとに行なわれている。詳しいスケジュールはブースで確認してほしい

みやざき観光コンベンション協会「J05-02」

 九州エリアの端、宮崎ブースの裏面に宮崎の焼酎蔵元が集まって常時試飲を展開している。一番端にあってちょっと見つけにくい場所だが、ここは焼酎ファンには外せないコーナーだ。

宮崎ブース裏面で宮崎の焼酎試飲コーナーがある
酒蔵王手門 銀滴や超不阿羅王(ちょうふぁらお)、京屋酒造 HINATA、ジンの油津吟(ゆずぎん)など
京屋酒造 かね京、櫻の郷酒造 やき芋浪漫など
上段が井上酒造で櫻の郷酒造の製品。日向の夏子は焼酎に日向夏果汁入り。飫肥杉と無月は芋焼酎
櫻の郷酒造 赤魔王は麦焼酎。手前は8年古酒

沖縄観光コンベンションビューロー「 J08-01」

 沖縄ブースの記事(「【ツーリズムEXPO 2018】沖縄ブースは、美ら海水族館のナポレオンフィッシュが泳ぎ、泡盛と泡盛の女王がブースを彩る」)でも紹介済みだが、泡盛の試飲ができるコーナーがある。通路に面していて泡盛の女王がいることも多いのですぐ分かるはずだ。

沖縄ブースの泡盛コーナー

福岡県「J05-07」

 地酒のほかワインの試飲を不定期で行なう。八女茶の試飲や明太子のおせんべい「めんべい」のふるまいも。

博多練酒と比翼鶴 邪馬寒梅
福岡には、ほかにも多数の地酒の地酒がある
イチゴを使ったあまおうワイン。巨峰のワインの赤ちゃん
明太子のおせんべい「めんべい」
八女茶の試飲もある