JR東日本ブースのスノーバルーンでは、東北の雪のなかにいるイメージの記念撮影ができる 東1ホールに航空各社が集まっているが、日本エリアにはJRなど鉄道系と、ジェットスター、せとうちSEAPLANESが出展している。
JR東日本
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、東北観光推進機構と共同のブース。「うっとり、ほっこり、東北・冬旅」を掲げ、5月登場の「TRAIN SUITE四季島」の紹介や、東北の地酒の試飲コーナーのほか、記念写真向けに雪を疑似体験できる透明なスノーバルーンのドームを展開している。スノーバルーンは透明ビニール製で、雪を模した白い粉が入っていて、この中に入って舞い上げて遊んだり、写真を撮影したりできる。
地酒の試飲コーナーは、時間で提供されるお酒が変わる スマホ向けアプリ「DISCOVER TOHOKU JAPAN APP」の紹介 サイトで作ったお勧め観光コースをアプリに読みこませて活用できる JR西日本
JR西日本(西日本旅客鉄道)は、DISCOVER WEST連携協議会、日本観光振興協会 中国支部と合同で出展。ブースはワンダフル セトウチと一緒になっている。ブース内側に大きなステージがあり、6月に運行を開始した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のコーナーなどがある。
JR西日本ブース内のステージに並んだ、山陰地方をPRするキャラクターたち ブース外側の新幹線と合わせて楽しめる西日本の列車を紹介しているパネル ワンダフル セトウチのブースに合わせ、備前焼など特産品が周囲に展示されている ステージ横にあるTWILIGHT EXPRESS 瑞風を紹介するコーナー 特徴的なTWILIGHT EXPRESS 瑞風の先頭車両模型 TWILIGHT EXPRESS 瑞風の車両内で使われている食器の展示 TWILIGHT EXPRESS 瑞風のクルーが解説してくれる JR北海道
JR北海道(北海道旅客鉄道)は、北海道ブースと合わせたブースを展開している。Nゲージのレイアウトも用意され、模型を実際に3分間運転できる。よく見ると北海道の見どころが配置されたジオラマになっている。
JR東海
JR東海(東海旅客鉄道)は、単独でブースを出展。沿線駅や車両をパネルなどで紹介している。
ブース頭上の柱が東海道新幹線を模したデザインになっている JR四国
JR四国(四国旅客鉄道)は、四国ブースの一部として出展。「四国まんなか千年ものがたり」や「伊予灘ものがたり」といった観光列車を告知。子供向けに制服を用意し、「アンパンマン列車」のフォトブースもある。なお、新デザインの「ゆうゆうアンパンマンカー」が10月14日から運行予定。
西武グループ
西武グループのブースでは、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」にちなんで、足湯コーナーが設けられていて、歩き疲れた足を温め、ひとときリラックスできる。また、スタンプラリーや各日3回アクアパーク品川から来るケープペンギンのショーも行なわれる。
アクアパーク品川から来るケープペンギンのショー。各日3回行なわれる 東武グループ
東武グループは、日光市と合同のブースで、日光を今年8月から走るSL「大樹」や、浅草と会津を結ぶ特急「リバティ」の紹介パネル展示、東京スカイツリータウンをVRで体験できるコーナーなどを展開している。
日光を走るSL「大樹」や、浅草と会津を結ぶ特急「リバティ」の紹介パネル展示 京王グループ
京王グループでは、高速バスを使った北陸、飛騨高山、信州への旅を主体にブースを出展していた。簡単なクイズに正解すると引けるクジを実施している。
京成電鉄
京成電鉄と京成バスのブースでは、パネル展示に関するクイズに答えると引けるクジを実施。また、京成電鉄のWebサイトで成田空港までの乗り継ぎを検索すると景品がもらえる。
掲示パネルにヒントがあるクイズに答えて、全問正解でクジが引ける 京成電鉄のWebサイトで成田空港までの乗り継ぎを検索すると景品がもらえる 景品のオリジナル鉛筆。スカイライナーと3000系の2種類 西鉄
西鉄(西日本鉄道)は、福岡県関連ブースにパンフレット配布のみで展示。主に今年7月にリニューアルした柳川観光列車「水都」が中心。水都がデザインされた来年のカレンダーをプレゼントしている。
西鉄のコーナーでは、柳川観光列車「水都」デザインのカレンダーを配布 ジェットスター
LCC(格安航空会社)のジェットスターのブースでは、PKゲームやクイズに答えるとグッズがもらえる。オリジナルデザインのキッチンカーで、オリジナルグッズ類の販売も行なっている。
ジェットスターのブース。オリジナルデザインのキッチンカーで、オリジナルグッズを販売 せとうちSEAPLANES
せとうちSEAPLANESは、広島県尾道市を拠点に水陸両用機による尾道と因島周辺を遊覧する定期遊覧飛行やチャーター便の運航をしている。今年8月から運航している特別塗装機の「ラーラ・ロッサ」は、映画「紅の豚」に出てくる機体を彷彿とさせるデザインで、宮崎駿監督が機体のデザインを監修。尾翼の社名の揮毫は鈴木敏夫プロデューサーが手掛けている。定期運航にも利用しているが、不定期なのでどうしても乗りたい場合、電話で問い合わせるのが無難だろう。
せとうちSEAPLANESの水陸両用機、Quest Aircraft製「KODIAK 100」のモデルプレーン。最大10座席(パイロット含む) 特別塗装機の「ラーラ・ロッサ」のモデルプレーン。宮崎駿監督が機体デザインを監修 ワンダフルセトウチのブース内にもモデルプレーンが置かれていた