【イベントレポート】

【関空旅博2017】インスタ映えするフォトジェニックなスポットが女性にお勧め、時差1時間で海も山も寺院も遺跡もある「はじめてのバリ島」

ガルーダ・インドネシア航空がセミナーを開催

2017年5月27日 開催

“天空の寺院”ことランプヤンはインスタ映えするスポットの一つ

 世界各国から航空会社や政府観光局などが集まり、“世界に一番近い旅の博覧会”をうたう「関空旅博2017」が、5月27日~28日に関西国際空港で開催されている。各企業・政府観光局のブースや飲食ブース、ステージイベントが見物だが、隣接するホテル日航関西空港では、旅行者向けの本格的なセミナーも実施している。

 ここでは、ガルーダ・インドネシア航空が行なったセミナーの内容をレポートする。

日本との時差は1時間。すぐに行動できるから滞在時間を有効に使える

ガルーダ・インドネシア航空 大阪支店 旅客営業部 中務晶子氏

 セミナーは「はじめてのバリ島」と題して、ガルーダ・インドネシア航空 大阪支店 旅客営業部の中務晶子氏がバリ島のお勧め観光スポットや主要宿泊先、グルメ、アクティビティなどについて、自身の体験を交えつつ解説した。

バリ島の基礎知識。人々はバリヒンズー教を信仰し、生活と宗教が密接に結びついている
クタやヌサドゥア、ジンバラン、ウブドなどの主要エリア
雨季(グリーンシーズン)と乾季があり、ベストシーズンはやはり7月~9月

 リゾートの代表格といえばハワイだが、日本との時差が19時間もあるハワイに対して、バリ島はわずか1時間なので、体内時計がほぼ狂わずに活動できる。それでいてフライトにかかる時間はどちらも7時間程度。現地到着後にぼんやりしてしまうことがないので、滞在時間を有効に活かせるはずだ。

 続くスライドではパッケージツアーの料金例を比較した。同じ時期に同程度のホテルを選んだ場合、ハワイよりバリ島の方が若干安く、部屋もわずかに広いという。はっきりした違いとしては、ハワイのホテルは朝食が別になっているのが一般的だが、バリ島では料金に含まれているケースが多い。ヴィラタイプなら部屋へ持ってきてもらうこともできるという。

 滞在中の費用については、同じスパでマッサージを受けてもハワイの半額程度で、食事もやはりリーズナブルに味わえるとのこと。インドネシア料理は辛かったりクセがあったりするのではと危惧する人に対しては、イタリアンやフレンチ、和食なども充実しており、例えば小さな子供連れでも食事に困ることはないと説明した。

 注意点として、インドネシアではお酒が高価であることに触れた。特に輸入品は度数によって関税が300%~500%もかかることがあり、日本と同じ感覚でハウスワインなら安いだろうと注文すると、会計時に驚くことになる。そのため、お酒を飲むなら国産(インドネシア産)のビンタンビールがよいとのことだ。

ハワイとバリ島の時差を比較。時差ボケがおきにくいのもバリ島のアドバンテージ。フライトはどちらも7時間前後でほぼ同じ
ホテルのグレードが近ければ、ハワイとバリ島で宿泊費に極端な差はないが、バリ島のホテルは朝食代込みが一般的
もっと上の予算感なら、バリ島なら広々としたヴィラに宿泊できる
ヴィラは一軒家タイプの宿泊施設のこと
インドネシア料理は炒め物が豊富
インドネシアはお酒が高いので注意してほしいとのこと
中務氏お勧めのワルン(簡易食堂)が紹介された
夕日のキレイなレストランも3店舗紹介
中務氏お勧めのホテル・ヴィラ8選。ヴィラタイプはどれも200~500m2と広々としており、もちろんプライベートプール付き。特別な旅行のときに使ってほしいとのこと

 最後は観光スポットとアクティビティについて。世界最大級の仏教遺跡とヒンズー教遺跡の残るジョグジャカルタは、バリ島を訪れたらぜひ行くべきとして、そのほか“天空の寺院”と呼ばれるランプヤン寺院や夕日のキレイなウルワツ、朝日が美しいボロブドゥール遺跡などが、一部は中務氏が実際に撮影した写真とともに紹介された。

 また、バリ島からスピードボートで30~40分で行けるレンボンガン島は、海がキレイで絶対に行ってほしいスポットであるという。シュノーケリングやマングローブの探検などは、多くのツアーでオプションとして用意されていると説明して、セミナーを終えた。

仏教とヒンズー教の世界遺産を擁する。中務氏いわく「インスタ映えするフォトジェニックなスポットもあって、女性にお勧め」とのこと
川に海にジャングルに、アクティビティもたくさん
バリ島内は公共交通機関が少ないため、日本語ガイドと通訳を兼ねたカーチャーターがお勧め
「はじめてのバリ島」のまとめ