「第2回 ナ・ホク・ハノハノ・アワード 2016 ノミネーション＆ミュージック・フェスティバル」4月10日開催

　ハワイミュージックの祭典「Na Hoku Hanohano Awards」公認の音楽フェス「第2回 ナ・ホク・ハノハノ・アワード 2016 ノミネーション＆ミュージック・フェスティバル」が、千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで4月10日に開催された。本イベントをハワイアン航空が特別協賛していることは弊誌記事でも紹介しているが、当日の様子をレポートする。

歴代の受賞アーティストや話題のアーティストたちによるライブパフォーマンスを披露

　第2回となった「ナ・ホク・ハノハノ・アワード 2016 ノミネーション＆ミュージック・フェスティバル」は、ハワイ版のグラミー賞ともいえる「Na Hoku Hanohano Awards」公認の音楽フェスであり、この会場で最終ノミネートアーティストが全世界に向け初めて発表される。歴代の受賞アーティストたちによるライブパフォーマンスが披露されただけでなく、協賛企業による販売コーナーなどもあり、ハワイ好きにはうれしいイベントとなっていた。実際に、リゾート地に来ているかのようなファッションの女性も多く、筆者はやや目のやり場に困りつつ、まるで舞浜アンフィシアターがハワイになってしまったかのようだった。

　来場者数は昨年よりも増えているとのことで、ライブ会場は満席。ノリのよい楽曲もあるが、やはりハワイミュージックは癒されるゆったりとした感じのものが多めで、オーディエンスのリラックスした表情が印象的だった。

歴代受賞アーティストたちによるライブパフォーマンス。やはりハワイの音楽は聞いていてもリラックスできるものが多い。ゆったりした気分にひたりたいときにはオススメである

ハワイ出雲大社に奉納するオリジナルの絵馬は約800枚。日本からの願いごとを7月23日の成田～ホノルル線初便で運ぶ

　ハワイアン航空では、2016年7月23日から羽田空港に加えて成田空港からもホノルルへ行けるようになることから本イベントに特別協賛し、イベント会場ロビーには「ハワイに届けたい願いごと」をオリジナルの絵馬に書いて、絵馬掛けに掛けられるコーナーを設けていた。この絵馬は7月23日の成田～ホノルル線初便で運び、テレビ番組などにもたびたび登場するハワイ出雲大社に奉納する。

約800枚の絵馬が集まったハワイアン航空のイベント。願いごとを見ると「毎年ハワイに行きたい」が多かったように感じた。それだけ、訪れた人には魅力的な場所なのだろう

人気レストラン「Koko Head Cafe」のオーナーシェフ、リー・アン・ウォン氏が来日しての試食を実施

　会場ロビーではさらに、ハワイアン航空の日本出発便の機内食を監修している、ハワイの人気レストラン「Koko Head Cafe」のオーナーシェフ、リー・アン・ウォン氏が来日し、機内食のデザートの試食を実施。杏仁豆腐にフルーツがトッピングされたものであったが、ステージの休憩時間であったこともあり、長い行列ができていた。また、専属パフォーマー「ハワイアン航空セレネーダーズ」によるハワイアンミュージックのパフォーマンスや、さまざまなグッズの特別販売も行なわれ、多くの人を集めていた。

機内食デザートの試食に供された杏仁豆腐。ホール入口まで長い列ができるほどの人気に。季節的にトッピングはストロベリーだったが、これは時期により変わるようだ

会場ロビーで行なわれたライブパフォーマンス。ノンビリした気分で聞くハワイミュージックに癒された

来場者の髪に花飾りを飾るハワイアン航空のスタッフたち。やはりハワイ気分を盛り上げるには、花飾りは欠かせないアイテムのようだ

会場ロビーの販売コーナーも人気。ハワイを感じるもの、ハワイならではのものの人気が高いようだ。来場者の30代の女性は「今年もハワイに行きます」と話していた