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ゼンリン、地図データをデザインに活用したステーショナリー「mati mati(マチマチ)」シリーズ
1月15日からロフト(18店舗)で先行販売、女性社員プロジェクトチームが商品企画
(2016/1/14 12:55)
- 2016年1月15日 先行販売/2月以降各店で販売
ゼンリンは、実際に使用されてきた地図データをデザインとして活用したステーショナリー「mati mati(マチマチ)」シリーズを、1月15日から先行販売すると発表した。ゼンリンがステーショナリーを販売するのは初となる。1月15日から首都圏と福岡県のロフト(18店舗)で先行販売し、2016年2月以降、その他の店舗に順次販売を拡大する予定。本シリーズは、主に20~30代の女性向け商品として、女性社員によるプロジェクトチームが商品企画を手がけた。ゼンリンは、長年蓄積してきた地図データなどを活かした用途開発により、新たな市場の開拓を進めており、今回はその商品化第1弾となる。
「mati mati」は、「街」を語源としながらも、それぞれの街の様々(=まちまち)な特徴を表現。今回は、東京の丸の内や表参道、吉祥寺、福岡の天神の4エリアの実際の地図データをデザインに活用した、クリアファイルやマスキングテープ、ノートパッド、ブックマークの4種類、合計16種類のステーショナリーを展開する。商品には、「mati mati story」としてそれぞれの街の特徴をテーマにしたデザインが盛り込まれている。
20~30代の女性社員による複数のプロジェクトチームは、これまでの地図の「機能的価値」だけではなく、地図柄や街の特徴などに着目した商品を企画。出身地や方言が人々の会話のきっかけになるように、街をテーマとした商品を通じて人々のコミュニケーションのきっかけを生むことを共通コンセプトとしている。なお、プロジェクトチームのうち3名が、ステーショナリーのデザインとして地図を活用した商品を企画した。