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ディズニーとZIPAIRがタッグ、日本初のフロリダ州オーランド直行チャーター便運航決定！　利用者にはキャラグリなどの特典も

相川真由美

2025年10月28日 14:00

2025年10月28日発表

ディズニー・デスティネーション・インターナショナルとZIPAIRが共同で記者会見を実施

　ディズニー・デスティネーション・インターナショナルとZIPAIR Tokyoは、フロリダ州オーランドへの直行チャーター便運航記念として、スペシャルな体験特典の実施を発表した。

　共同プロモーションとして発表したのは、ZIPAIRを利用するウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへの旅行者に、直行便利用者限定のスペシャル・キャラクターグリーティングを実施。また、特別エリアにて「ルミナス・ザ・シンフォニー・オブ・アス」（デザート付き）が特典として楽しめる。

　また、成田発のチャーター便を利用の搭乗者向け全員に、搭乗口にてウォルト・ディズニー・ワールドのグッズをプレゼントする。

成田国際空港～オーランド国際空港の日本初直行チャーター便を2026年2月～3月に運航する

　区間は成田～オーランドで、計4往復8便。2026年2月23日、28日、3月5日、10日に運航する。往路は、成田午前発で午後にオーランドに到着（約13時間）。復路はオーランド午後発で翌日の成田の夜着（約15時間）となり、通常の乗継便に比べると大幅な短縮になる。

　フライトの予約はZIPAIRのWebサイトで12月上旬を予定している。また、7日間のパッケージツアーも10月28日より14時に販売開始。HISならびにJTBほか旅行会社各社のサイトにて取り扱う。

ZIPAIR「史上初の直行便で劇的に移動時間が短縮できる」と西田社長

　会見には、ZIPAIR 代表取締役社長の西田真吾氏が登壇。「史上初となる日本からの直行便により、劇的に移動時間が短縮できる」と述べ、今回のチャーター便運航にあたり、以前からアメリカ南部のマーケットに興味を持って調査していたことを紹介し、若年層向けのマーケットの1つとして今回の運航に至ったと話した。

　また、成田～ヒューストン線で培った長距離運航の経験と、10月の台北へのチャーター便の実施もきっかけの1つだという。今回のチャーター便に関しては、滞在時間への配慮もあると言及。もともとは乗継に時間のかかる目的地であることを例に、本チャーター便の利用で「本来の目的である現地での滞在をより充実した時間にできる」と太鼓判を押した。なお、現在整備中のフライト中のスターリンク利用に関しても「チャーター便に間に合わせたい」と述べた。

株式会社ZIPAIR Tokyo 代表取締役社長西田真吾氏

「チャーター便は歴史的な節目」とVicki Jaramillo氏

　Greater Orlando Aviation Authority Chief Commuercial OfferのVicki Jaramillo氏は、「東京でフロリダ州を結ぶ初めての旅客直行便である今回のチャーター便は、歴史的な節目。オーランドはこの決定を大歓迎する」と語った。また、到着するオーランド国際空港のターミナルCについても紹介し、「ターミナルCは受賞歴を誇る新たな施設でセントラルフロリダの魅力を感じられる場所」とした。

　さらに「今回の新路線開設だけにはとどまらず、85％の搭乗率を前提すると170万ドルの経済効果が期待されている。アメリカではタイミングがすべてと言われており、今回のチャーター便ならびに提携は、両地域を開く絶好の機会ではないか」と語った。