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国交省、国道357号の東京港トンネル(西行き)を3月26日6時に開通

羽田空港や臨海部のアクセスが向上する無料トンネル

2016年3月9日 発表

2016年3月26日6時 開通

開通区間

 国土交通省 関東地方整備局 川崎国道事務所は3月9日、国道357号の東京港トンネルの海側(西行き)を3月26日6時に開通することを発表した。

 今回開通するのは、東京お台場と品川区八潮を結ぶ延長約1.9km。西行き(大井・横浜方面)となる海側のみの開通で、山側(東行き)は2018年度の開通を予定している。

 東京のお台場と品川区八潮(大井方面)を結ぶルートとしては、これまで有料区間である首都高 湾岸線のトンネルがあったが、無料区間では内陸側もしくは臨海道路を使って城南島方面へアクセスするしかなかった。国道357号 東京港トンネルの開通で、無料通行区間を使ったお台場から羽田空港への所要時間は内陸側を通るルートに対して約12分、臨海道路を通るルートに対して約5分の短縮を見込んでいる。

開通形態
開通区間の写真
東京港トンネルの横断図と縦断図
見込まれる所要時間短縮効果

(編集部:多和田新也)