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ANAウイングス、10月1日の創立5周年を記念して5歳の子供達を招待したイベントを実施
空港では出発機をスタッフがお見送り
(2015/10/5 00:00)
- 2015年10月1日 実施
ANAウイングスは、2015年10月1日に創立5周年を迎えたことを記念し、子供達を招待したイベント「HAPPY 5th BIRTHDAY WITH ANA WINGS」を中部国際空港(セントレア)で実施した。
ANAウイングスは、小型機による運航を担うANAグループ企業として、2010年10月1日にエアーニッポンネットワーク、エアーネクスト、エアーセントラルの3社を統合して誕生した。運用している航空機は、ボーイング 737-500、ボーイング 737-800、ボンバルディアDHC-8-Q400。1日約290便を運航している。
イベントは、ANAウイングスと同じ5歳の子供達を招き、一緒に成長を祝い、今後も一緒に成長したいという思いを持った有志が企画し、実施された。招待されたのは、2015年度(2015年4月1日~2016年3月31日)に5歳を迎える5組7名。事前の応募には約200組の応募があったという。参加者は東は神奈川県から、西は愛媛県からと、幅広い地域からセントレアに集まった。
ボーイング 737-800のコックピット見学やボーイング 787初号機の見学
イベントの午前中は、空港の制限エリアに入って、普段見られない場所の見学会となった。
まずは、福岡空港から到着したANA434便、ボーイング 737-800の機内見学。特に今回はコックピットも見学できるという、冒頭から盛り上がるイベントとなった。コックピットでは福岡から運航してきたパイロットも一緒に記念撮影に応じていた。
続いては、バスに乗り込み、6月にセントレアに到着し、7月に同空港への寄贈式が行なわれたボーイング 787飛行試験初号機「ZA001」の見学へ向かった。移動中も、駐機中の飛行機などが至近距離で見え、バスのなかでも「国際線は燃料を多く積むので飛ぶのに時間がかかる」「空港内で多くの人が関わっている」ことなどが説明され、子供達は興味深そう見聞きしていた。
ZA001の前では、ANAウイングスの5周年と子供達の5歳をお祝いするカードを掲げて記念撮影。そのあとはZA001をバックに思い思いの撮影会となった。当日は雨が降るあいにくの天気で、傘を使えない制限エリアということもあってバスのなかからの見学という事態も想定されていたが、この撮影会の時には一時的に雨も収まり、無事、バスを降りての撮影会を行なえた。
その後、消防車などの空港内施設を見学し、昼食を挟んで午後の部へ。午後は空港内の会議室を利用し、子供用制服を着用しての撮影会などが行なわれた。
そして、子供達へは、セントレアとANAウイングスからそれぞれ記念品をプレゼント。セントレアからのプレゼンターとしてオリジナルキャラクターの「なぞの旅人 フー」も登場。手を繋いだり、記念撮影をしたりと人気を集めていた。
イベントの最後には、今回のイベントを企画、運営した有志メンバーから、子供達への挨拶があった。ANAウイングス 中部支店 支店長の畑雅彦氏は、「皆さんお楽しみいただけましたでしょうか。子供達、楽しかった人? 全員手が上がったね(笑)。最初にお詫びしないといけないのは天気です。私は強烈な雨男で、これはヤバいと思って(制限エリア見学の)バスに乗らなかったんですね。そうしたら、ちょうどその時だけ雨が止んで(笑)、本当によかったと思います。ANAウイングスはこれからも頑張ってまいりますので、ファンになっていただけたらうれしく思います。10月の最終週にはMRJが初飛行すると発表されましたが、この運航もANAウイングスでやっていく予定ですので、2年後にはなりますが、ぜひご利用いただけたらと思っています」と挨拶。
続いて、それぞれのメンバーが挨拶をし、子供達とANAウイングスメンバーの全員が楽しんだイベントは終幕した。
また、この日、函館行きANA497便を、パイロットが横断幕を持って見送った。これは、ANAウイングスが創立5周年を迎えたことに対して感謝を表わすもので、セントレアだけでなく、全国の空港で実施したという。