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ヤフーとスカイスキャナーが合弁会社「スカイスキャナージャパン」を設立。「Yahoo!検索」で航空券の検索が可能に

2015年7月15日発表

 ヤフーは、スカイスキャナーと合弁会社「スカイスキャナージャパン(skyscanner Japan)」を7月8日に設立し、7月15日より「Yahoo!検索」上での「航空券検索」機能の提供を開始した。

 このサービスはYahoo!検索で「東京 ホノルル」や「ハワイ 航空券」のように都市名を入れるだけで、検索結果の一覧に、スカイスキャナーが提供する航空券の比較検索用サイトのインターフェースが表示され、日付と人数、座席の種類を選択し「比較・検索する」ボタンを押すと、該当する航空便のプランが安い順に一覧となって表示される。なお、検索に“東京”と入れれば羽田空港と成田空港の両方のプランを表示できる。もちろん、“羽田”と入れれば羽田空港に限定できるほか、航空会社の絞り込みも可能となっている。

「Yahoo!検索」で「ハワイ 航空券」と入れて検索するとスカイスキャナーが提供する航空券の比較検索用サイトのインターフェースが表示される
「比較・検索する」ボタンを押すと、該当する航空便のプランが安い順に一覧となって表示。インターフェースはPC用とスマホ用でそれぞれ最適化されている

 今回の合弁に関して、ヤフー 執行役員 メディアカンパニー長 宮澤弦氏は「旅行関連検索サービスの世界のリーディングカンパニーであるスカイスキャナー社と、日本でサービスを共同展開できることを大変嬉しく思っています。“課題解決エンジン”であるYahoo! JAPANは、検索サービスを通じて日本のユーザーの旅に関する検索体験をより便利にしていきます。また今後は、世界で支持されるスカイスキャナー社のサービスを通じて、年々増加している訪日観光客の日本の旅の満足度を高めていきたいと考えています」とコメントを発表している。

 また、スカイスキャナー CEO兼共同創設者 ガレス・ウィリアムズ氏は「スカイスキャナージャパンは、世界的に大きな旅行検索会社のスカイスキャナーと、世界で3番目に大きい旅行市場である日本で最大級のポータルサイトのYahoo! JAPANによって設立された会社です。この度の合弁会社設立は、日本国内だけではなく世界的にも明るい発表です。スカイスキャナーは、世界中の旅行者に最も包括的な旅の選択肢を提示しながらも、各マーケットにより調和したサービスの提供に注力しています。Yahoo! JAPANとの合弁会社設立により、日本のユーザーにより使いやすいサービス提供を可能にします」と同じくコメントを出している。

(編集部:柴田 進)