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箱根で味わえる見た目もかわいい“ごほうび”スイーツ全32種。春季イベント「箱根スイーツコレクション 2025」開催

宿泊者限定スイーツも

編集部：二村茜

2025年2月26日 16:00

2025年2月28日～4月23日開催

　小田急電鉄と小田急箱根ホールディングスは、箱根エリアのホテルや美術館、飲食店などと協力し「箱根スイーツコレクション 2025」を開催する。期間は2月28日～4月23日。

　箱根を観光しながら、各店舗のシェフやパティシエが腕によりをかけて創作した限定スイーツを楽しめるイベント。今年は第26回の開催となり、全32店舗がオリジナルスイーツを提供する。

　2025年のテーマは「年に1度のとっておきごほうびスイーツ」。箱根らしさはもちろん、テーマに合わせて華やかな盛り合わせのケーキやパフェだけでなく、和菓子からアフタヌーンティーまで、見目よく美味しいスイーツをラインアップする。

　例えば、蒲鉾で有名な鈴廣の「鈴廣かまぼこの里汐風カフェ」が提供するのは、「かまのこの形の春めきケーキ～ベリー＆チーズ仕立て～（ドリンク付き）」（1480円）。イチゴやはちみつのほか、2種類のチーズ、ワインを使用したかまのこ型のケーキ。ベリーの酸味とチーズのコクのバランスがよく、さっぱりと軽く食べられる。1日20食限定で提供する。

「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」のラウンジ「やまぼうし」では、「Papillon Repose（ドリンク付き）」（3000円）を1日5食限定の完全予約制で提供する。イチゴをふんだんに盛ったサクサクのパイを飾ったグラスのなかには抹茶とイチゴのケーキ、チョコレートの枝にはイチゴのクッキーでできた蝶がとまった春らしい一品。パイはそのまま食べても、割ってなかのケーキをつけて食べても美味しく楽しめる。

　箱根湯本駅から坂を上った先にある隠れ家のような温泉施設「箱根湯寮」にある「囲炉裏茶屋八里」では「おぼろ月」（1800円）を1日15食限定で提供。団子や最中、たい焼きなどの和菓子を七輪と一緒に提供するスタイルで、自分で七輪で団子や最中を好きなように炙って食べる。あんこやバニラアイスフルーツなどのトッピングでアレンジを自由に楽しめるのが楽しいスイーツ。

「仙石原茶屋」では看板メニューのレトロプリンを限定仕様にアレンジした「春の桜レトロプリンアイス添え（ドリンク付き）」（1800円）を1日20食限定で提供。店主こだわりの愛川町産赤卵を使用しており、なんとプリン1個に対して入っている卵黄は2個。大納言小豆と桜の塩漬けをトッピングし、甘さと塩気のバランスが抜群。プリン自体にもほのかに桜が香る仕掛けがしてあり、ほろ苦レトロプリンのしっかりとした歯触りと春らしさを楽しめる。

　このほかにも、シェフやパティシエがこだわりを詰め込んだオリジナルスイーツが各店1品ずつ登場する。

鈴廣かまぼこの里汐風カフェの「かまのこの形の春めきケーキ～ベリー＆チーズ仕立て～（ドリンク付き）」（1480円）

ザ・プリンス箱根芦ノ湖ラウンジやまぼうしぼ「Papillon Repose（ドリンク付き）」（3000円）

箱根湯寮囲炉裏茶屋八里の「おぼろ月」（1800円）

仙石原茶屋の「春の桜レトロプリンアイス添え（ドリンク付き）」（1800円）

　昨年同様に「スイーツのWeb予約機能」を継続。当日にお目当ての店舗へ行って購入も可能だが、スイーツは確実数量限定としているお店が多いので確実にスイーツをゲットしたい人にはWeb予約がお勧め。32店舗中11店舗が対応しており、1月31日15時から来店当日の11時まで予約ができる。なお、Web予約を利用して2月28日～4月13日の期間中に加盟店舗でスイーツを楽しむと、抽選で毎週100名に次の予約で利用できる500円クーポンをプレゼントする。

　さらに、スイーツの確保にプラスして、ロマンスカー特急券と乗車券、箱根フリーパスなどがついた「箱根ベストパック」も用意。宿泊旅行は小田原、箱根湯本、強羅、小涌谷・宮ノ下、仙石原、芦ノ湖などエリアごとに選べる。

　自由に行きたいところややりたいことを選びたい人に向けて、組立型の「ダイナミックパッケージ」も用意しており、スイーツ予約のほかに宿とロマンスカー、箱根フリーパスなどをセットにできる。どのプランもセットにすることで、個別に予約した場合の通常価格よりもお得になるという。

　また、「スイーツ＆ディナーホテル宿泊プラン」も用意。期間限定のオリジナルスイーツとディナーがセットになった宿泊プランで、「ホテルマイユクール祥月」「箱根ホテル小涌園」のみで提供する。なお、ホテルマイユクール祥月のスイーツは宿泊者限定。

箱根ベストパック

箱根ホテル小涌園の「箱根の散歩道“やまゆり”のおもてなし（ドリンク付き）」（1800円）

　今回はInstagramでのハッシュタグキャンペーンも実施。箱根スイーツコレクション公式アカウント（@hakonesweetscollection）をフォローして「#箱根スイーツコレクション2025」のハッシュタグをつけてスイーツの写真を投稿した人に抽選で商品をプレゼントする。プレゼントには箱根湯寮の日帰り入浴券や、箱根小涌園ユネッサン入浴券、箱根ラリック美術館入館券などを用意している。

　2月26日、参加店舗のひとつ「湯本富士屋ホテル」で報道試食会が行なわれ、17店舗が参加した。また、主催者を代表して小田急箱根ホールディングス取締役社長水上秀博氏が登壇。イベントを後援する箱根町の町長勝俣浩行氏をはじめ、小田原箱根商工会議所事務局長の古川正治氏、箱根温泉旅館ホテル協同組合事務局長の川口將昭氏、箱根DMO（箱根町観光協会）専務理事の佐藤守氏、箱根プロモーショフォーラム代表理事の中嶋順氏らが出席した。

　勝俣町長は、「スイーツコレクションを目当てにたくさんの人に箱根を訪れていただき、楽しんで欲しい」と語った。

　なお、各店舗のスイーツ詳細は「箱根スイーツコレクション 2025」特設ページで紹介している。