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ホテルオークラ、タイ北部に初進出。チェンマイ/バンコクに2店舗を2028年開業予定

2028年 開業予定

ホテルオークラとAWCがタイに2つのホテルを開業予定

 ホテルオークラとAsset World Corporationは、「オークラリゾート チェンマイ」「オークラ プレステージスクンビット バンコク ホテル&スパ」(いずれも仮称)を2028年に開業予定と発表した。

 両社は、2012年開業の「オークラ プレステージバンコク」やチャオプラヤー川のディナークルーズ船「オークラクルーズ」など、タイで複数の共同事業を展開。オークラ ニッコー ホテルズにおいては、2028年時点でタイ国内に7つのホテル・約2000室を運営する見込み。

 タイ北部で初となるオークラブランドのホテル「オークラリゾート チェンマイ」は、チェンマイ国際空港からクルマで約15分、チャンクラン通り沿いに開業予定。周辺にはナイトマーケットのほか、地元料理が味わえるレストランなどが集中しており、夜遅くまで観光客で賑わうエリアとされている。

 客室面積は約40~60m2で、約220室。畳や露天風呂など和の要素に加え、古都チェンマイで栄えたラーンナー王朝時代の伝統文化を感じられるデザインも採用。館内には、会席料理を提供する日本料理レストラン、オールデイダイニング、カフェ、ルーフトップバーなどの施設を備える。

 シティホテルにウェルネスを融合した「オークラ プレステージスクンビット バンコク ホテル&スパ」は、スワンナプーム国際空港からクルマで約40分、バンコクの人気エリアであるトンロー地区に開業予定。外国人駐在員などが多く居住するエリアとされ、長期滞在にも対応する。

 また、日本の伝統的な習慣や健康法と現代のウェルネストレンドを融合させた独自プログラムの導入し、滞在を通して心身ともにリフレッシュするひとときを提供するとのこと。

 客室数は約240室、標準面積は約45m2で、和風のスイートルームに加え、洋室も用意。高層階に配置された日本様式のスカイロビーやルーフトップバーからはバンコクのスカイラインが望め、屋外プールのカバナではヘルシーでバランスの取れた料理を味わえるという。